Truth Diary

電力の自由化

4月から電力の自由化が始まる。OBに対してその説明と協力依頼の意味で古川営業所で懇談会が開催され、OB会の幹事をしている関係で会議に出席してきた。何時もは車で行っていたが、懇親会もあると言うので新幹線で古川駅まで行く。陽ざしは春だが風が強く寒い日だ。古川営業所は新入社員で入社した最初の赴任地。建物は建替えされたが、所在地は当時と同じ懐かしい。幹事メンバーも同期が殆どでお互い知り尽くした仲間だ。
 後輩の現役達から電力自由化制度について説明があり、参入した新規電気事業者は全国で120社にのぼるとのこと。各社多彩なサービスを売り物にしのぎを削っている。
 既存の電力会社も新規会社に乗り換えされないようにとPRにやっきだ。覚えきれないほど細かいメニューの設定で訳が分からなくなりそう。各使用者の季節や時間帯毎の使い方で最も得な料金メニューを決め、何で発電しているかなどを目安に電力会社を選定する事になるが。数が多く百花繚乱で決めかねるのが実態だ。
 今の地域以外の新電力と契約しても、料金を新しい会社に払う以外は今までと何も変わらないと言う。点検保守・故障などの対応は以前と変わらず心配は要らないようだ。
 大震災で福島第一原子力発電所が事故を起こした東京電力からは他の会社への乗り換えが多数出るそうだが新電力会社でどの程度お客を取り込めるか。
 我々OBからは少子高齢化社会をみすえた料金メニューを設定してはどうかとか。スマートメーター(電気の使われ方が離れた電力会社で分かる新メーター)の特性を利用して、高齢化を見据え独居老人孤独死の見守りなどの社会福祉面も取り入れてはなどの提案がなされた。出身母体に変革に負けずに頑張ってほしいいとエールを送った。

新幹線古川駅前

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