Truth Diary

大震災の遭遇場所で追悼会に参加できた

今日は5年前東日本大震災が発生してからまる5年になる。なぜか5年前の同時刻に居た場所放送大学宮城学習センターに来ていた。
 当時実習室のパソコンで作業中だった。今までに経験したことのない大きな揺れが続くうちに、後ろ戸棚から本などがバラバラと降ってきて、きしむ天井が落下する危険を感じて机の下に身を移動したが、揺れは治まるどころかますます強くなるばかり、これはただ事ではないと感じたが身動きできない。
 この時の少し前に、ニュージランドのクライストチャーチ地震で日本人学生が古い煉瓦造りが崩壊して多数死んだことが頭をよぎり、今いる大学の建物も約百年近い煉瓦の歴史的建造物だった事を思い出し此処で下敷きになり死ぬのを覚悟した。
 長すぎた揺れがようやく治まり、建物が崩れずにすんだ事を奇跡に思うと供に助かったと安堵した事を思い出す。
 本日天皇陛下が参列された大震災追悼式の中継に合わせて、宮城学習センター教職員と居合わせた学生が、発災時刻に黙祷をささげ、犠牲になられた方々の霊の安らかならんことを祷った。学習センター原所長のからは、良かれ悪しかれ、被災が「善とは、人生の価値とは、生命とは、富とは、生きるとは」などの答えを、考えさせる機会ではなかったのかとの総括があった。ポジテブに解釈して震災は天啓ととろうか。
 いろいろあったがはや5年。これからをどう生きるかが試される。何歳になっても学べる生涯学習が身近な好い時代になった。

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