高値で手が出なかったタケノコがようやく手頃な値となったのでアサリとワサビを加えてパスタにしてみた。ワサビは以前渓流釣りで採取して庭に植えたもので葉ワサビとして愉しんでいる。筍はすでにタケノコ飯や筑前煮、味噌汁にしたが今回はその残りの柔らかい部分を使用してみた。
フキノトウ取の際に団地内の土手で採取した土筆を綺麗に水洗いし袴を取り除きさっと茹で、卵とじにした。これが思いがけない絶品ニラのそれと比べ物にならない、品の良いおいしさ。近くでこうした食材が採取できる贅沢を感じた。もちろんパスタには赤ワイン、土筆には純米酒を合せた事は言うまでもない。べつに長生きは望んでいないが春の息吹を感じ身体には良さそうだ。
土筆の卵とじ