降り続く強い雨の中、墓参りに行ってきた。今年９０歳を迎えた両親のもとに原子力何とかと言う役所から放射線測定の線量計が配られて、屋外に出る場合は携行するようにとの指示があったとの事。
この線量計は携帯者には数値が知ることが出来ず、回収後に当該配布機関で積算した放射線量を確認するタイプである。事後に知らされる携行を義務付けられた者には如何ほどのメリットがあるのか理解できない。もっとも９０歳の老齢者にとって放射線飛瀑によって数十年後の癌発症の可能性がどの程度の意味があるのか不可思議に感じた
強烈な雨降りのなかようやくの事で線香に火を点けて先祖の霊にしばしの無沙汰を詫び墓所の入り口の地蔵さんに何百年ぶりという天変地変の報告をして冷たい雨に濡れながら戻ったが先祖の墓参りをしたことで心なしか安らかな気持ちのなれた。今日は彼岸の入り。
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