Truth Diary

イワナの骨酒(こつざけ)

 3月1日は釣り師にとって待ちにまった渓流釣り解禁日である。本格的な釣りは止めてから暫くなるが春の陽気にさそわれてつい、釣りに行きたくなり残雪の残る山並みを見ながら南川ダム上流の公園に行った、暖かい陽射しを浴びながら家族連れやカップルが散策したり湖水を眺めたりしていて心が浮き立つようだ。売店兼産直マーケットがあり、野菜や山菜を並べている。近くの養魚場でイワナ(渓流の最上流に生息する渓流魚、岩魚と書く)を養殖しており伊達イワナのブランドで流通していて釣りをしなくても魚が手に入る便利な?時代になったものだ。以前釣りをしていた頃は雪を掻き分け川に入り釣り糸を垂れて冷たい水の中から幻の魚と言われるイワナや山女魚を釣り上げ雪で魚籠を冷やして家まで鮮度を保ったものだった。ついでにフキノトウを採って来ることも忘れなかった。これらで一日山歩きしたご苦労を癒したものだ。

 

イワナを素焼きにして片口に熱燗を注ぎ骨酒に、酒が白濁してアルコール成分がまろやかな美酒に変る。

軽く焼いたイワナを出汁代わりに味噌仕立ての汁、刻んだフキノトウを散らせば春の香りが充満、釣り
自粛中の釣り師はこんなことで鬱憤を晴らしている。

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