会社員時代お世話になった先輩から「クラシック・モダン・アート展」の案内をいただき展示前日にギャラリー専で鑑賞させてもらった、日本古来の絹着物地と油彩画のコラボレーションでクラシカルオリエントとのヨーロピアンモダンがマッチング、マチエールの見事さ、洒落たデテイールにひきつけられた。
日本伝統の雅な着物も以前のように着られなくなり残念に思っていたが、この頃伝統の着物を見直そうと、クラシカルで優雅な生地を生かしトレンデイーな洋服に仕立て直し、素敵に着こなしているお洒落な方も見かけるようになり、その良さが見直されてきている。
長い伝統を誇る日本の絹織物と色鮮やかな染色技術が、今繊維の世界から取り残されてしまうのは惜しい限りだ。
氏は日本古来の高級着物地と西欧洋画のモダンなデザイン性をコラボさせ瀟洒でモダンなアートを創作された。
その記念すべき処女展である。氏の画歴は長く河北美術展で河北賞の他、連続で数々の賞を受賞された実績をお持ちの気鋭の画家である。
会期 2月11(火)〜2月16日(日)まで最終日は午後4時まで
会場 仙台市青葉区国分町3-9-9 コーポキクケン1F ギャラリー専
作家 松宮 榮典 (Matumiya Eisuke)
所属 二紀会準会員、宮城芸術協会会員
アトリエ 仙台市太白区三神峯2-4020 西の平コーポ 103号