多賀城創建１３００年を記念する東北歴史博物館の特別展と記念事業の創作オペラ「いしぶみの譜ー多賀城創世記ー」を楽しんできた。
オペラ鑑賞はは石巻市渡波にオープンしたサンファンバウテスタ号竣工式以来で、当時宮城県で建造した支倉常長遣欧使節団の木造帆船の竣工を祝って創作オペラが上演されて以来だ。
創建1300年を記念して復元した多賀城南門や多賀城国府が創建されたことを刻んだ多賀城碑が国宝に指定されたことなどを記念した記念行事として開催されたもの。
宮城県が復元した400年前と同じ木造帆船サンファンバウテスタ号。慶長使節として支倉常長らがローマ法王に謁見に行ったドラマを31年前石巻でオペラ化したものを鑑賞以来だ。「いしぶみ……」は太古の昔から陸奥国府多賀城創建に至るまでこの地でじっと見つめ続けてきた人の営み、自然との移り行くさまを、音楽・歌・ダンス・映像・演劇・語りなどのさまざまな表現芸術が混然一体となり抒情的な物語として展開してゆき仙台フィルハーモニ管弦楽団の演奏に国内外トップレベルのソリスト達、多賀城オペラ合唱団、東北大学ダンスサークル、多賀城市の子供たち10名の出演もあり総員での大迫力のスぺタクル・ステージを感動で鑑賞させてもらったすばらしかった。
