Truth Diary

蝶の飼育に四苦八苦

 リビングルームで羽化したアゲハ蝶は寒いうちは窓のレースカーテンにすがっているが部屋が暖かくなると、少しづつ動き出し隣の窓などへ移っている。
 季節外れの生存で動きも緩慢ぐったりしたような状態を、家人曰く腹が空いているからだと、カブトムシなら餌用のゼリーもあるが蝶々の餌は販売されていない、昨日私のデスクの上に水のようなモノが入った小皿がある、何か食べ残しでもしたのかと不審に思い訊いてみると、動きが悪いのは餌を与えないせいだと思い皿にハチミツをいれ蝶々に与えるのだという。 
 小さい頃習ったのは蝶は細い管を花の芯に差込み花の蜜を吸うという事だったので皿からでは吸えまいと思ったが、今日で4日目そうとうに腹を空かせている事だろうとやきもきしているが腹を空かせているのは人間の方で案じるほど蝶は空腹ではないのかもしれない。
 以前子スズメが煙突から迷い込んできた事がるが、その時はストーブの炉内から出てこないので餌でおびき出そうとストーブの扉を開けてそこに米を盛った小皿が置いてあり何のおまじないかと笑った事があった。すべて餌で釣れば成功すると思っている人間の浅ましさ、こんな時意識せずとも隠れた人間性が垣間見られ、要するに食い気だけは旺盛だという事か。健康面は心配なさそうだ。

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