Truth Diary

面接授業 比較美術史

 土曜日から2日間講義を受けている。急に暑くなり夏の陽気だ、お蔭で眠気を催し慌てて我に還るありさま。講義は南蛮時代のキリシタン美術から世界東西間の交流があり、江戸時代の洋風画とさらに、描画法の違いは東洋の輪郭線を描く画法の対して西洋は陰影法の表現と全く異なり。万国博覧会が絵画に果たした影響は大きく日本からも著名な作家が出品した。
 西欧にジャポニズム(日本趣味)が流行して多くの作家たちがその影響を受けたなどと時代とともに変容した絵画の歴史を学んだ。印象に強く残った事は日本にいて描けば日本が風作品が生まれ、同じ作家が欧州に渡り描いた作品は日本人の作品とは観られない純粋の洋画風作品を生み出す。
 芸術とは文学音楽を含めて作者の国などでの出自でなく、学んだ地における影響を大きく受け作品に反映するという。
 また、古典派、ロマン派、写実派、印象派、などのフランスの「イズム」についていままで漠然と理解していたものがフランスの近代美術の流れについて詳しく講義を受け大いに参考になった。
 丁度、羽生弓弦選手の凱旋パレードと重なり、沿道を埋め尽くす人々を空撮するためヘリの音が講義室迄響き渡五月蠅かった。

熱心に講義する講師先生

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