Truth Diary

土用丑の日

 初めに土用丑の日にうなぎを食う事を提唱したのは平賀源内と言われているが爾来夏バテしないようとか言って節になると食されている文化なのだ。元来人がやる事に右ならえすることが嫌いなへそ曲がりな性格だが、おいしい酒をいただいたので取りあわせて日本人を味わってみようかと丼にして食してみた熊本県産だという蒲焼をレンジで温めて飯の上に載せ庭の山椒の葉を散らし、菜は奈良漬けというのが定番、それなりに旨かった。やはり日本酒が合いそうだ。酒は福島県産の大七辛口吟醸酒、ウナギの柔らかくとろけるような旨み、甘しょっぱさのタレ、心地よく鼻に抜ける山椒の辛みが混然一体となって夏のスタミナ食は仕上がる。だんだん口にする機会が減った。それは年々稚魚が取れなくなり希少化のため値段が高騰化しているせい。でもたまには味わいたい伝統の日本の夏。コロナ禍で外出がままならずつい、手じかな家での事で間に合わせ食レポみたいな記事になっている事を反省しつつご勘弁願いたい。

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