Truth Diary

つい馬脚を現す

 少し前の国会での質疑、首相が苛立ち野党質問者に対して「早く質問しろよ」とぞんざいなヤジを飛ばして問題となった。
 オフィシャルの場では慇懃過ぎると思われるような丁寧な言語を操る人の発言とは思えないような下卑たヤジ言葉だ。政治家は表向きの舌と本心を吐露する二枚舌を併せ持つ特殊人間なだろうか。人は平静を失った時、動顛した時等にその本性が現れると言う。
 だとするとあの時の姿が本物で、外向けを意識した言動だろう。真面目で目標にせっかちすぎる性格のせいか、何時も余裕がなく、真剣になるほどつい早口になる悪い癖が直らない。
 一国の宰相は、中国の習近平首相のように(公の場で、無表情、鉄仮面のよう大人げない態度で失望したが)泰然自若、大きな度量で国政に臨んでほしい。
 そういえば表向きでない処で「殿」と呼ばせ、「姫」と呼んでいた元村長さんもいたとか。「きれいで誇り高い日本を取り戻す」を掲げる国のリーダーであれば、おのれを諌め、寛容さを更に涵養しなければ、その下卑た本質が普段の姿になり国民に愛想つかしされますぞ。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ひとり言」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事