昨日と今日山形大学と山形美術館で山形大学と提携先のイタリアのボローニャ大学の博物館長が来日し、ローマなどの文化遺産を活用した都市部創造をテーマとしたシンポジウムが開催された。
ボローニャ大学は約千年前に開学、世界最古の大学と言われ、街中にローマ時代の遺跡があふれ大学そのものが博物館のような文化資源豊富な存在、一方文化資源を活用した都市造りを目指す山形市山形大学と交流があり、一昨年大学間の連携協定を締結しており今回はその交流事業の一環として開催されたもの。
初日は山形大学キャンパス内の教室行われ、地域と共に歩む大学博物館の有り方について。
2日目は山形美術館ホールで文化遺産を活用した創造都市の取り組みと題したシンポジュームが開催された。山形市と山形美術館から創造都市を目指した取り組みについて発表があり大学と一体となった都市発展計画への熱意が強く感じられた。
日本の民族衣装和服で報告をする山形大学講師
ボローニャ大学の教授には逐語通訳が付き説明
山形美術館ホールでの報告者全員参加でのデスカッションの模様、山形文化遺産活用実行委員会のなみなみならぬ熱意が汲み取られた