Truth Diary

放送大学のゼミで

 昨日は大学のゼミ”西洋美術への招待”開講日だった。講師は東北大学教授で放送大学客員教授でもある岡崎彰宏先生、主に西洋美術史、芸術学の研究者でレンブラント、やフェルメールなどの著作がある。

 プリニウスの博物誌”絵の起源”に関する絵画の起源とオランダの素描について、素描と完成作、素描イコール構想という考えかた、素描にこそ値打ちがある。仕上げた完成作品はそのコピーという捉えかたもある。コピーとオリジナルで、素描はオリジナル、完成作はそのコピーという見方も同じか。

絵画は北ヨーロッパの対極にあるイタリアでイタリアの方が優勢だったホルツイウトはイタリアに行って勉強していた。
 プラハのヘラクレスの版画ピグマリオンの彫像。ダビデ像などミケランジェロの筋肉質な肉体表現が絵画の世界で一世を風靡した。”皮を剥がれるマルシウス”など奇怪なモチーフ、当時はそうしたモチーフは他の作者にもあり、ヴァチカン、システーナ礼拝堂の最後の審判、ミケランジェロ作の皮を剥がれる…… はピグマリオン?との質問に その描画はピグマリオンに影響されることなく彼のオリジナルだったと回答を得た。

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