サークル仲間から誘われて、味噌作りを体験してきた。まず金曜日にサークルの農家で収穫した味噌用大豆(ミヤギシロメ)を混ざっているゴミや、不良豆を選り分けて40Kg準備し10Kgずつの袋に入れておく作業に従事した。
土曜日は仕事で欠席したが、その分けた豆を水で綺麗に洗い煮る準備。本日は早朝からかまどに炭を熾して煮た。煮あがった豆の煮汁を濾して、大型のミンチを作る動力機械ですり潰し、麹と塩を加えて良く練り空気を追い出すと言う手順。
このいずれ味噌となるものを各自持参した容器に10Kgづつ分けていただいた。作業後にビニールハウスで、それぞれ持ち寄った弁当を食べた。サークルから搗き立て餅の振舞いがあり、作業の疲れも飛ぶような美味しい昼食で締めくくり、手作り味噌作業を終えた。皆様お疲れさまでした。お世話になりました。
秋には熟成した手作り味噌が食べられそう。その昔、福島の田舎にある我家では、煮た豆を臼で潰して、ソフトボールぐらいの味噌玉にして屋根裏に吊るしておき、それを味噌にしていた事を思い出した。長年手作りしていて土壁に麹菌が生きている実家の味噌部屋に運び熟成を待とう。
今は両親も老いて作れなくなり、買った味噌を食べているが、手作りの美味しさは比べ様が無いほどだ、ミネラルを含んだ天然塩を使うのがポイントだとか。秋が楽しみだ。
大鍋4個を炭火の上に、原料の大豆を煮る。
すり潰すのはミンチ作りの大型機械の力を借りて
すり潰した大豆、綺麗だ
大豆を漏斗の上からいれて棒で押し込むとつぶれた大豆が棒状になって出てくる、三角巾、マスク、衛星手袋、エプロンと衛生対策も万全
当日振舞われた搗き立ての餅生姜餅が旨かった。
作業終了後の食事風景、ビニールハウスのせいばかりでなく暑かった。