鼻咽頭ポリープは1歳以下の猫で発生することが多い
病因は解明されていないが、ポリープは一般的に耳管の内膜から発生し、耳道や後鼻腔に向かって、酷いときは3~4cmまで成長する
症状は、吸気時に大きな呼吸性雑音を呈する。鼻汁は見られない
診断は麻酔下で肉眼的に確認する
治療は、鼓室胞骨切り術で完全切除を行うか、軟口蓋に位置するポリープは牽引して切除する。但し、後者は簡単ではあるが2年以内に半数ほどが再手術を必要とする
大正動物医療センター http://www.taisho.animal-clinic.jp/