沖縄戦終結から77年
その後何度か沖縄には旅をしたことがありますが、ある年に夫の兄弟たちと戦跡を巡る旅を計画した時は現地の方にご案内をして頂いて、大変お世話になったことを思い出します。
普天間基地も訪れ調査を行ったこともありますが、飛行場の周辺にはびっしり住宅が立ち並び保育園など福祉施設もあって、世界一危険な飛行場との指摘通りでした。この問題については新基地建設の中止と普天間基地の無条件返還こそ問題解決の唯一の道だと考えます。

(少し遠くに見えるのが沖縄宜野湾市にある普天間飛行場)
22日、核兵器禁止条約が発効されました。👏
世界から大量破壊兵器・核兵器廃絶を。このことは戦争被爆国日本だからこそだ。だけどその日本が条約に署名・批准していない、このことに失望するというか、納得がいかない。
歴史上初の核兵器を違法とするこの国際法は、世界の平和への流れであり、それこそ戦争抑止力になる。大きな一歩になったと考えます。
ちょうど、昨日は参議院本会議で日本共産党の小池晃書記局長が代表質問を行い、切々と日本が核兵器禁止条約への批准をすることを訴えましたが、菅首相の答弁は署名する考えはないということであり、本当に失望するのです。
17区衆議院予定候補の山田正氏は長い間平和運動にも力を尽くしてこられましたが、日本の核兵器禁止条約署名・批准を求めて、昨日は17区を駆け巡られたことでしょう。定例の駅頭宣伝はそういう訳で一人で行いました。
昨日は友人の一周忌でした。お嬢さんの横顔が友人にそっくりなので、そこに彼女がいるようでした。真っ青な空を見上げながら、ご冥福をお祈りしました。
さて、核兵器禁止条約批准国が50カ国になり感動です。中米ホンジュラスが批准国になり条約発効に必要な50カ国に到達したことで、来年1月には発行になるということです。よかったわー
唯一の戦争被爆国日本が、一日も早く核兵器禁止条約に署名し批准国になってほしいものです。「長崎市民大行進」で田上富久長崎市長が、「核兵器禁止条約批准50カ国を祝い、さらなる前進を誓う会」で松井一美広島市長、湯崎英彦県知事などが市民と一緒に先頭に立っている姿に元気が出ますね。
前回に引き続き「8月15日を考える会」について
折井美耶子氏によるご講演はとても好評でした。特に分かりやすいとの感想が寄せられていました。
8月15日を考える会の今年のテーマは、軍国少女がまたつくられる!
ー女性にとっての戦争体験ーということでした。
またつくらる!とは過去につくられたことを意味し、またつくられるのは非常に恐ろしく思いますが、過去の歴史をたどればなるほどなと思うわけです。
1901年の日清、日露戦争の間に、愛国婦人会の成立、
1918年・大正8年の臨時教育会議は、軍国少女への第一歩となったと折井氏は指摘されました。
それは教育勅語の趣旨を重んじ、国体観念の強固な淑徳節操を重んずる良妻賢母主義国家に。国内では、大正デモクラシーの諸運動を押さえ込み、国家主義・軍国主義へ。そうして1931年の大日本国防婦人会の創立、1942年の大日本婦人会など、まさに女性はこうして戦争に巻き込まれて行ったのだなとつくづく思うのでした。
現代は、女性自衛官が約12,600人・6パーセントに。兵器のハイテク化により男女差なしになっている。軍国少女は銃後をまもるだけでなく、兵士にも。などと述べられていましたが、そうならないように二度と戦争する国にさせてはならないと思いました。
写真1枚目は折井氏 2枚目はスピーチする会の代表呼びかけ人の宇佐美ミサコ氏と司会の佐々木ナオミ氏(実行委員)
衆議院選挙は終わった。共産党が議席を減らしたことは大変悔しいし残念、最低でも現有議席の確保をしたかった。応援して下さった多くの方に申し訳なく思う。だから次は絶対にこの悔しさをバネに頑張りたいと思う。
それにしても市民と野党の統一で選挙戦を頑張り、立憲民主党が野党第1党になったことはよかたっと思っている。市民と野党の統一が新たな段階に入ってきたように思う。市民連合と立憲民主、社民、共産、立憲主義を大切にするあらゆる人たちとともにこれからもさらに頑張っていきたいし、この選挙を通じてこの輪の広がりが期待できる、ワクワク感を感じています。
選挙後、改憲の議論がされ始めている。私は選挙選で候補者とともに、議席を3分の2の改憲勢力にさせてはならないと繰り返し訴えた。それは安倍首相が、憲法9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込むなどと述べているからです。本格的に9条改定が今度の選挙で問われることになったからです。安保法制によって集団的自衛権が可能になった自衛隊、これを憲法に書き込ませてはならないと思っています。今後改憲議論が活発になってくると思いますが、ぜひしっかりと議論していきたいと思います。情勢はさまざま変わるもの。変えるものだと思っているので今日からまた頑張ぞ。
夕方の小田原駅東口駅前にて、衆議院比例代表岡崎ゆたか候補、17区横田英司候補がそれぞれ選挙に挑む訴えをされました。私と吉田福治議員も訴えさせて頂き、その他先日の箱根、真鶴町議会議員選挙で当選を果たした山田議員(トップ当選)、黒岩両議員と、湯河原・並木、中井・尾尻両町議会議員も駆けつけました。
さてと、いよいよ選挙です。希望の党という党が立ち上がって、民進党がそこになだれ込むようなことになっていますが、非常に混とんとした状況になっています。森友、加計問題等にふたをする、安倍政権が持ちこたえられそうにないので、それに代わる政党が現れたのではないか等、今度の選挙についていろいろ言われていますが・・・、
私からすると、保守層の受け皿拡充。これに他ならないと思っています。憲法改正、安保法制を語る小池氏の言動は最も注視すべきところだと思います。
日本共産党志位委員長は、横浜桜木町駅前の演説で、「市民と野党の共闘で政治を変えるという方針はゆるがず貫く。共闘の立場に立つ政党・議員・候補者とは連携していく」などと訴えられたとのこと。なんとしてもこの短期決戦に勝ちたいと思っています。
8月15日は革新懇主催の「戦争体験を聞き語る会」があり参加しました。「沖縄戦の証言」のDVD上映と体験者からのお話しは、戦争の悲惨さ平和の尊さを今年もしっかり伝えるものでした。
戦争体験をお話しされた方は3人でしたが、、広島の原爆を爆心地から2.3キロの自宅で、14歳の時に被爆されたという方、そして小田原市城内国民学校の生徒さんだったという方、さらに戦争を学徒出陣で体験された方ということで、どのお話も非常にリアルでした。
学徒出陣された方のお話は、なんと国際政治学者の畑田重雄さんでした。10代の終わり、20代に政治、経済に関する畑田さんのお話しを何度かお聞きしたことがありましたので、お久しぶりにお顔を拝見することになり、そのことにまず感激しました。
現在93歳とのことでしたが、髪の毛がすっかり白くなられたこと意外、あの頃とかわらないくらいの迫力のあるお話に、元気を頂くのでした。「戦争は絶対にしてはいけない」と、何度か強く言われましたが、学友の乗っていた船が撃沈され全員が死亡するという悲惨な体験などから、その思いの全てが伝わってくるようでした。
参院選の結果は、日本共産党は改選3議席~6議席と倍増できたことはよかった。そして、沖縄など全国32ある1人区で野党統一候補が11議席も獲得することが出来、何よりもこのことがうれしい。今度の選挙戦ほど全国は1つ、この思いが大きく膨らんだことはなかった。なので、これからもこのパワーで頑張っていきたいと思います。
日本共産党は、比例(全国)は601万6247票、得票率10.74%で5議席獲得。神奈川では50万8913票、得票率12.46%だった。これは2013年の参院選比例と2014年の総選挙時比からも上回っている。その結果、今回、比例票は自民、民進に次いで、共産が三番目に多くの支持を獲得することができました。
ただ、ただ、それなのに、浅賀由香氏をあと少しで当選させることが出来ず、このことは非常に残念だった。あと3万ちょっとの票差で勝てたと思うと悔しい限りです。
各方面から「残念だったね」の声と、「次こそ浅賀さんの当選を」の声が寄せられている。おととい駅頭で議会報告していた時は、「8時間働けば普通に暮らせるようにと訴えていた浅賀さんを応援していました」という、30代くらいの男性に声をかけられました。きのうはやはり30代くらいの女性から、「浅賀さんの演説がすとんと胸におちた」と声をかけられました。同じだね・・・
浅香由香さんの演説が心に染みて今もしっかりと残っています。
国会は閉会。
「戦争法案(安保法案)」は自民・公明などの賛成多数で可決成立となった。重大なのは、いくつもの重要な論点が議論し尽くされてないと思うことだ。自衛隊員の命の危険性が高まるというのに、議論を徹底して尽くそうとしない。このことは国会の機能を果たしていないことになると思い、これほど国民軽視の国会運営はないと思っている。採決は最後の最後の手段。当然ある意見の違いは、全部出し尽くして議論して合意形成を目指していくべきだと思っている。だから強行に採決に踏み切ったことを一生許すわけには行かないと思っています。
7月15日に衆議院で強行採決があった日、私は国会議事堂前にいた。議事堂をとり巻く国民の姿を見て、私は心を揺さぶられた。全国の戦争法案廃案の声にさらに大きく心揺さぶられ、憲法学者、大学関係者、シールズ、創価学会員、赤ちゃんを抱く若いママなどの説得力ある発言、訴えに何度も勇気をもらいました。
そもそも法案提出にこそ、大問題が生じていた。憲法違反だと言われるのは当然だと思っている。小田原市議会議員有志で慶応大学名誉教授小林節氏の講演会を企画した。教授はご存知の通り、戦争法案を違憲だと断じていた。
講演の中で、野党の協力について意見を述べられたが、選挙の際の協力もそうだが、戦後最悪の法案、戦争法案ストップのために、野党が一致団結してほしいということでした。
日本共産党の志位委員長が「戦争法廃止の国民連合政府を」と呼びかけている。いいアイディアだと思う。だって他に考えが浮かびそうにないから。今こそ、戦争法廃止のためにこの一点で全国のみんなと頑張るぞ!
今年正面に掲げられたのは、
「戦争」と「平和」を考える~世代を超えて
事物よ語れ。
小川家の戦争の記録
と、いうことでした。参加者170名。連日の暑さの中をよくぞみなさん足を運んでくださいました。呼びかけ人の1人として感謝感激です。
まずは、宇佐美ミサ子呼びかけ人代表から今年のつどいの主旨について説明と挨拶がされました。戦後70年。戦争を知らない世代が8割を超えたこと。アジア・太平洋戦争でかけがえのない多くの命を失ったこと。70年を経て風化しつつある「戦争」という歴史的事実を確かなまなざしで視、再認識すべき時、あの戦争の何を語り継ぐべきかなどと、この会がその課題に挑むことを、力強く述べられました。
加藤市長の平和への思いが込められたあたたかいご挨拶もいただきました。そして、箱根町にお住まいの小川晃司さんより、「父と戦争の履歴」ということでお話しをいただいて、青野まりさんより、「5歳・・・中国で戦争を迎えて」ということで、お話しをいただきました。
会場となった音羽ホールには小川家の130点にも及ぶ戦争にかかわる品々が展示されました。その一つひとつから戦争、あの暗い悲惨な時代の情景が伝わってくるようでしたが、お話しと合わせて、事物がまさに語ったと思いました。
青野さんのお話は終始胸が痛くなるほど、リアルに幼い子どもたちがどんなにか怖い思いをしたのかが伝わってきました。母と子だけの時に夜襲、引き揚げ船の中の真っ暗闇の世界、頭から離れません。
参加者のみなさんからも戦争体験や若い方からも平和をどうつないでいくのか、真剣なお話しをいただきました。今年もなかなか充実していました。
毎日暑い。35度近くになると耐えられないけど、それより低いとちよっと涼しく感じるので、この夏の暑さはどうなっているのか、早く涼しくなってほしいと思う。ただ今年も酒匂川花火大会が終わり、夏の行事もこうして一つひとつ過ぎ去って行くと、これはこれでちょっぴりさびしいなと思うのです。夏はいろんな出会いもあるので、暑いのとうれしいのと、楽しいのとで複雑。
それと、この夏と言えば戦争法案廃案を求めるあちこちのとり組みもすごいことになってきている。全国的に、また国会議事堂前など、日を追って盛ん。きのうも小田原では昼から夜までさまざまな団体が、駅前での署名活動、シール投票、駅周辺でのパレードに集会と、多彩に展開していた。みんなおかしいことはおかしいとはっきりコールしてた。自由っていいなとつくづく思いました。
駅前の活動には70名の参加、集会には160名くらい参加で、パレードもそのままその人数が参加。その後、別の団体が集会を行っていたけど、ここにも多くの人が参加していた。私は全部参加して、戦争法案廃案をみんなとコールしました。議員有志で、小田原市議も数名参加していました。
参議院での審議も佳境に入ってきています。「核兵器の運搬も安保法制の法文上は、後方支援として排除しない」と答弁があった。原爆で国民の多くが犠牲となり、未だ後遺症に苦しんでいるこの国が、なぜ核兵器の運搬もできるとするのか!到底理解に苦しむ。政策にはしないなどと答弁があったように思うが、そういう問題でない。大問題だ!
市民の方からの市政に関することや生活相談、意見、要望がいろいろと寄せられています。相談は深刻だなと思うことがしばしばあります。きょうも2、3対応させていただきました。解決に向けて糸口を探ることが必要だと思い、一つ一つ対応していくしかないと思っています。
午後からは会派の打ち合わせもありました。お陰さまで猛暑にめげず3人とも元気で活動をしています。ただ猛暑といえば高齢者の、特に一人暮らしの方たちがこの暑さとどうたたかっているのか、そのことが心配だということになりました。時々見かけるのは、暑さの中建物の陰で腰を下ろしフーフーしている方です。ぜひこれからも一声かけて行きたいと思います。
こうして相談や要望、意見などが寄せられてくる中で、最近は安保法制=戦争法案について色々聞かれることが多くなりました。自衛隊員が殺し殺されることになるがどう考えるか?戦争に巻き込まれてしまうのではないか?などなど。
素朴に実に多くの方が心配されていると感じる。日常的に話題となる。考えてみれば戦闘地域は非戦闘地域と比べれば、ずっと命への危険性があり、武器の使用の拡大等、自衛隊員の活動は命の危険性と隣りあわせでぐんと拡大される。殺し殺されるうちに戦争に巻き込まれることになる。「絶対にありえない!」といくら太鼓判を押されても、言葉は胸におちない。安全神話のようで絶対にありえないとするのは非常に危険だと思うのです。
7月15日に衆議院で採決された戦争法案。その日私は国会議事堂前にいました。この日は大変な猛暑。でもそれにもかかわらず乳母車や抱っこ、おんぶでの赤ちゃん連れの若いママサンの姿が目立ちました。若い方たちがおなかの底から「戦争反対!」と叫んでいました。命の大切さを語るには理屈じゃないね。危険は肌身に感じるものだと思いました。