りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

イェーイ!夏休みだね

2015年07月27日 | まちづくりパワー

 この間の土曜日は早朝から夕方まで市外で党内の会議。移動中の電車の窓の外を見ると、盆踊りのやぐらが見えました。この日は何処も夏祭りだったのかな?なんともやぐらと提灯がいい感じでした。実感、夏休みですね。

 話は変ってエアコンですが、会議室の冷房が効きすぎていたので上げるように言いました。ビールのグラスではないので、キンキンに冷やす必要性はありません。ただ適度な温度設定でやって行かないと、なんびともこの夏の暑さをうまく乗り切っていかれないと思っています。何せ外の暑さが焼けるような暑さだけに、そこのところ要注意ですね。熱中症を回避するためにいろいろ知恵が必要になりそうです。

 会議後、小田原に戻り地域の夏祭りに行ってきました。ヨーヨーにスーパーボール、かき氷、子どもたちがいっぱい集まって、夏祭りは夏休み前半の醍醐味ですね。盆踊りの曲がかかり太鼓が鳴ると自然に体が反応してしまい、今年もちょっとわれをわすれて踊りました。

 なんていうのか、これは踊ってみないと分からないことだけど、盆踊りは魅力的なんですね。今年こそ浴衣を着てと思いましたが、今年も浴衣はタンスでお留守番となりました。小田原小唄がしみじみいいなと思います。

 翌日曜日は、駅前で「戦争法案ストップ!」の署名活動をしました。リレートークもしました。暑い中、署名にご協力して下さる方が結構いらっしゃって元気をいただいています。夕方は小田原市総合体育大会の反省会に出席させていただきました。


戦争法案、強行採決に怒り怒り怒り

2015年07月22日 | 戦争をする国にさせない

 市民の方からの市政に関することや生活相談、意見、要望がいろいろと寄せられています。相談は深刻だなと思うことがしばしばあります。きょうも2、3対応させていただきました。解決に向けて糸口を探ることが必要だと思い、一つ一つ対応していくしかないと思っています。

 午後からは会派の打ち合わせもありました。お陰さまで猛暑にめげず3人とも元気で活動をしています。ただ猛暑といえば高齢者の、特に一人暮らしの方たちがこの暑さとどうたたかっているのか、そのことが心配だということになりました。時々見かけるのは、暑さの中建物の陰で腰を下ろしフーフーしている方です。ぜひこれからも一声かけて行きたいと思います。

 こうして相談や要望、意見などが寄せられてくる中で、最近は安保法制=戦争法案について色々聞かれることが多くなりました。自衛隊員が殺し殺されることになるがどう考えるか?戦争に巻き込まれてしまうのではないか?などなど。

 素朴に実に多くの方が心配されていると感じる。日常的に話題となる。考えてみれば戦闘地域は非戦闘地域と比べれば、ずっと命への危険性があり、武器の使用の拡大等、自衛隊員の活動は命の危険性と隣りあわせでぐんと拡大される。殺し殺されるうちに戦争に巻き込まれることになる。「絶対にありえない!」といくら太鼓判を押されても、言葉は胸におちない。安全神話のようで絶対にありえないとするのは非常に危険だと思うのです。

 7月15日に衆議院で採決された戦争法案。その日私は国会議事堂前にいました。この日は大変な猛暑。でもそれにもかかわらず乳母車や抱っこ、おんぶでの赤ちゃん連れの若いママサンの姿が目立ちました。若い方たちがおなかの底から「戦争反対!」と叫んでいました。命の大切さを語るには理屈じゃないね。危険は肌身に感じるものだと思いました。

 


市民に分かりやすい議会に

2015年07月13日 | *市*議*会*

 今月の7日、8日と議会運営委員会の視察がありました。

 視察先は滋賀県大津市と近江八幡市。大津市では大津市議会のタブレット端末の導入についてなどを調査しました。平成26年11月の通常会議からタブレットを導入したということですが、これは議会の関連資料を将来的なペーパーレス化をめざし入力するのと、文書の保存と管理をして、効率化を図って行こうとするもの。

 システムは、本会議や委員会等で使用する会議(同期)システム、議場内通信システム、議会のスケジュールやファイル管理並びに、災害時の情報収集・緊急連絡等で使用するメールや掲示板などのグループウェアを導入。資料の保存はクラウドを使用するなどとなっていて、タブレットを多角的に活用することになっています。

 議場に設置されている大型モニターがひと際目に留まりましたが、議場や委員会室、会派の控室では、Wi-Fi(無線LAN)がつながっていて、インターネットが使えるようになっていました。

 大津市議会の議場は木を使用した造りとなっていましたが、和の雰囲気の中にうまくハイテクさが溶け込み落ち着いた感じでした。モニターには賛否が映し出され議員の誰が賛成か反対なのかがはっきり分かるようになっています。他にもモニターには議員が質問の際に必要な資料を投影できるなど、なかなかよくできていると思いました。

  近江八幡市は議員間の自由討議と議会基本条例の改正について調査しました。そのうちの議員間の自由討議は、その名の通り自由に議員が意見交換できるようになっていて、すべての議案について、執行部からの説明、質疑の後、議員のみで討議を行っていました。

 討議はよく行われているようでしたが、良いと思われることは、説明にあった、テーマとなっている議案への各議員の思いがこれまでよりもよくわかるということ。ここかなと思いました。ただ・・・、よく発言する議員とそうでない議員がいらっしゃるとのことで、このバランスをどうとるのか、ここはよく考えなければならないところだなと思いました。それから議案に対しては、市長・執行部と十分議論することが大切なので、そのあたりのバランスも必要だと思いました。


戦争法案、採決にまった!

2015年07月04日 | 戦争をする国にさせない

 きのうの夕方も戦争法案ストップの署名活動をしました。私のお隣で、若い男性が署名とともに、署名をお願いしている方と長い間お話をされていました。署名や声をかけられていく人の中に、今回も若い方たちが目立ちます。法案が可決となれば、戦闘地域に行かされるのは日本の若者なので、どこか自分と重ね合わせているのかもしれないと思い、こちら側にもその思いが伝わって来るようです。

  改めて思うことは、この法案は何のために法制化しようとしているのか、ここがよくわからないということです。つまり根拠となるものです。ここにきて集団的自衛権の行使を認めた根拠については、「日本をとりまく安全保障環境の根本的な変容」、こうなっています。

 どういうことを指しているのかと言えば、グローバルなパワーバランスの変化、東アジア、中東、ヨーロッパの不安定な要因の現実化、大量破壊兵器、弾道ミサイル等の軍事技術の高度化、北朝鮮によるノドンミサイルの配備、核開発、国際テロの脅威などとなっています。

 で、思うことは、抽象的すぎるということと、これらがあるとして、これにより何がどうなるのか??何が言いたいのか?と思うことです。なぜか心配をあおりたてるようなことになってはいないか?と、そのことの方がよっぽど心配になります。集団的自衛権ありきに思える。いずれにしても目には目を歯には歯を的なことではなく、武力よりもさらなる平和外交に手腕を大きく発揮していくべきだとつくづく思う。

 きょうは湯河原に集団的自衛権は違憲だと断じた、小林節氏が来られて講演を行うということでしたので、行ってまいりました。講演のテーマは、「許せない戦争法案」ということでした。「世界の紛争には中立でいるべき」、「非戦国家に徹すればよい」、「あきらめないで語るしかない」・・・。一つひとつの言葉が印象的でした。