全日本年金者組合の支部定期大会があって原田敏司市議と出席させていただきました。会場(尊徳記念館)に入ると大勢の人で、まずそのことにびっくり。60代70代といった高齢者が圧倒的に多いいようだったけど中には90歳に近い方も何人もいらっしゃってどの方もお元気で、明るくて、それにパワーがあって、私もぜひ歳をとってもこうありたいと思うのでした。又、講師を交えて何を熱心に勉強しているのかと思ったら、なんと「後期高齢者医療制度」についてでした。医療機関からお見えになられた講師の方の説明はとってもわかりやすくてさすがだーと思っていたら、説明が終わらないうちに次から次へと質問が出る々。大いに盛り上がって、こうしたひざを付き合わせてのやりとりの方が高齢者の方にはよく理解していただくことができるのかもしれないとちょっとちがった発見。出された質問は夫婦で所得がほとんどない場合、保険料はどうなるの?減免って何なの?いつから始まるの?など々素朴な疑問から大きな疑問までいろいろあったけど、共通していたことはまだ々「後期高齢者医療制度」がよくわからない。高齢者に負担ばかり押し付けて、高齢者はもいいーどうにでもなれーってことを言われているみたいだということだった。大会はその後本題へと移った。
「後期高齢者医療制度」は来年の4月から開始となっている。どんな制度なのか、開始が近づくにつれて何かと尋ねられることが多くなってきています。きょうも尋ねられたけど、中には後期ってことは前期というのもあるのか?何が後期なのか?そこからしてわからないといったこともあって、実際に制度が始まったら対象となるご本人や家族の戸惑いが今から目に見えるようだ。この制度はひと口に言うと75歳以上(後期高齢者)の方たちだけを対象にしたもので、それまで入っていた国民健康保険などからいわば脱退させられる様なかたちで、新たな後期高齢者医療制度に組み入れられるということになっています。今までと大きく違うのは家族に扶養されている人までを含めて、すべての75歳以上の高齢者の方が保険料を納めなくてはならないということになっている。年金が月に1万5千円以上ある人は年金から保険料が否応なしに天引きされるが、全国平均で、月6千円くらいになるといわれているので、介護保険料と合わせると多くの人が毎月1万円近くの保険料を納めることになるということです。これって本当に大変!!高齢者はこの間、住民税の負担とか大きな負担つづきで、なぜこうも負担を背負わせるのかもう我慢が限界とはこういったことを言うわけです。政府は医療改革とかで、医療費の抑制などをねらいに定めているようだけど、高齢者にこんな制度までつくって医療費を抑えようなんてことはあまりにもひどすぎる。日本共産党市議団は議会で議決が求められる度に問題点を明らかにして反対をしてきたがこれは当然のこと。これからも中止を求めていきたい。先日マイケル・ムーワ監督の映画「シッコ」を見た際にも思ったけど、日本の医療保険制度の貧弱さは何なんだろうと・・・。はなはだ先進国日本の危うさを思うのでした。
きょうは小田原市戦没者慰霊祭がしめやかに執り行なわれました。市長をはじめとした追悼の言葉では「過去を謙虚に振り返り・・・戦争を二度とくり返さない・・・」といった不戦への誓いが何度か聞かれたが、戦争の犠牲となられた方たちへの祈りと平和への祈りを静かに心に刻みました。
私の考える不戦への誓いは、日本の政府が過去の戦争の反省に立ち、しっかりとした態度を表明することだということです。原爆で多くの犠牲者を出した世界で唯一の被爆国として、「二度と戦争をしない」「武力を持たない」と決めた憲法9条を生かしていくべきだということです。小田原市は永久に平和都市を宣言している「平和都市宣言」の街。この街だからこそ平和への思いを大いに語っていかなければと思うのです。
「西湘現地調査・自治体交流プログラム」に参加。これは神奈川自治体問題研究所と西湘自治体問題研究会の共催で、各自治体について関心がある人なら誰でも参加できるというもの。思ったより大勢の人が参加していて、2市8町から何人かの議員も参加していました。必要な資料が配布された後、資料に沿って、2市8町の各自治体についての報告がされた。かなりよく財政状況などを分析した上での報告だけに参考とするところが多くあった。小田原市については計画中の(仮称)城下町ホール、再開発ビルについて、現況が報告されていた。昼食を挟み午後からは用意されたバスで南足柄市、開成町、松田町などを回り各自治体についてチェック。例えば松田町では台風によって落橋した十文字橋を現地調査する予定ということだったが次の予定がある私と参加した原田敏司市議は午前中までの参加となりました。(仮称)城下町ホールの計画地なども現地調査となったが、他の自治体参加者からも狭い土地にホールを造っていいものができるのだろうか?など。多くの質問が出されていた。(仮称)城下町ホールや再開発ビルに、2市8町を含む他の自治体参加者からも大きな関心が寄せていることが感じられたのでした。
きょうから二日間、城址公園二の丸広場で小田原市も後援する「小田原おでん祭り」が開催されている(明日もあるよ~)。主人、母、私の三人でいざ、おでん!母はきのうから楽しみにしていたので、会場に着くや否やまずおいしいおでんに舌鼓。こりゃうまい!ってことでとってもご満悦でした。会場はおでんのコーナーと骨董市とに分かれていたけど、どこも人でいっぱいの大盛況。どこからか聞こえてくる音楽がちょっぴり心にしみてふと見たら、特設ステージではギター、沖縄のさんしんを抱えたグループが本当にいーい感じの曲をやっているではありませんか。なんか感動だった。味わったおでんも格別で、やっぱり秋も?おでんかな。
小田原おでんがおいしかった~。沖縄おでんのバクダン(練り製品の中に五穀米が入ってモチ々)とかいうおでんもよかたわ。
15日から17日まで視察でした。佐賀県唐津市ではNPO法人による子育て支援情報センターを。広島県福山市では救命救急センターを、呉市では小中一貫教育をそれぞれ調査。4月の市議会改選以来初めての厚生文教常任委員会としての視察となりました。「唐津市を元気にするにはどうすればよいのか」この真剣な議論があって、子育て支援情報センターがつくられたということだったが、緊急な子どもの送迎・託児や病気回復期の子どもたちを保育するなどのこの事業は働く親にとっては大変ありがたいもの。子どもを対象にしながらも実は親とのコミュニケーションを大切にして地域との関係もよくすることにつながるとか、なかなか考えられたものだった。救命救急は人の命を救うための医療の最先端に位置するもの。大きく傷ついた命を必死に救おうとするその現場は、これまでに感じたことのない緊張が漂っていました。センターと併設する市立病院、市中の医療機関との絶妙な連携に感服するのでした。小中一貫教育は多くの課題がありそうだったけど、課題はどの視察地でも大なり小なりあって、それらも含み今後も調査の対象としていきたいと感じたのでした。ところかわれば個性もちがって今回もいろんな意味で勉強となりました。
(元眼科医院を子育て情報支援センターに)
(救命救急センター内にて)
9月議会はきょうが最終日。最後になって追加議案が二つ上程となった。内一つに土地の取得について(小田原駅東口お城通り地区再開発事業用地)が提出された。私はその議案に次のように質問をしました。基本設計について①サービス施設とあるがこれは何を指すのか②当初の基本設計では林間駐車場を遺跡保存地域と位置づけていたが、安易に立体駐車場に変えてしまってよいのか③基本設計は大幅に変更されているが、変更された基本設計はいつ示されるのか④今回の土地取得は市民の声や常任委員会(議会)の審議の経過をないがしろにしているのではないか。拙速に計画を進めるべきではないと思うが見解を問う。といったことでした。 回答はサービス施設は一般商業施設やオフィスなどをいい、遺跡保存については特に考えが示されず、変更となっている基本設計の見直しについては適時議会に報告し、きちんとした設計をつくる。市民の声や議会の声などには慎重に対処していくなどということだった。今回の質問でより明確になったのは約3000㎡の商業施設がサービス施設という名で10000㎡にも拡大されたのに、どのような施設となるのか全く検討も付かないということと、林間駐車場にして遺跡保存地域とするはずだった計画は、計画が立体駐車場に変わったことで遺跡保存なんていう考えはとっくに消えてしまっているのではないかといったことでした。基本設計が大幅に変更となるのはそれ自体問題だが、計画が大幅に変更となってきていても基本設計がきちんと示されていないということも問題で、この矛盾にこそ、1民間事業者に事業をさせていくということの問題の本質があり、行政が行う事業とはけしてなじむものではないということです。とにかくしっかりとした計画が見えなくてなぜこれで土地購入となるのか?!なぜこの事業そのものがいいとされるのか問題がさらにうきぼりになってくるのでした。
今晩久々にやっとマンションをつくる事業者との話し合いの場を持つことができました。(やっとだょー)事業者より工程表などが書かれたプリントに沿って説明がされたけど、大型生コン車、10tダンプ、大型トレーラーの主な車両の搬入について説明があったとき、前面道路の使用との関係では逆送の要望が出されて話し合いはそこが焦点になりました。住民の合意があって、警察に願い出ると言うことだが、そもそも逆送は法律違反、法律違反のことに住民の合意も何もあったことではないと思うのだが一体何をどう考えているのだろうか。他の方からも似たような質問が出されたが私からも再度その点についての質問をした。法律違反を起こしてまでも工事はしないといった回答だったが・・・。
話し合いはきょうをきっかけに今後も行っていくと言うことだったがそれは当然で、とにかく一歩前進したことの充実感を集まった人たちの多くが感じられたことだったと思う。工事現場の近接の方との工事協定合意の不十分さや日照の問題等住民の方たちからはこれまでにない怒りが次々に出されたのでした。自治会役員、守る会、近隣住民が一つになって心強い。「小田原駅西口の景観を守る会」では市に、開発許可に不服とする監査請求を提出してきたという経緯があります。市は問題がないと言う回答だったが、マンション建設に関わる監査請求は行政史上初めてのことでいかに住民にとっては多くの問題を抱えているのかがうかがわれます。いずれにしても景観、住環境をよくするために頑張っている住民あってこそ、この町は輝き続けることができるのだと実感させられるのです。
志位委員長は福田首相に、①沖縄県民の声をどう受け止めるのか②集団自決に対する首相自らの歴史認識についてを質しました。でも返ってきた答えは沖縄県民の思いは重く受け止めなければならないと一言述べただけで、なぜ聞いていることに十分に答えようとしないのだろうかと、お粗末な感を大いに抱かざるを得ないものでした。(これではなおさら怒りがおっきくなるばかりでしょう)
社会保障に関するところでは、高齢化が進む中、それに伴って自然に予算は増えていかなければならないところ反対に予算を削ってきているという点について(2003年から2007年までは毎年2千200億円ずつ削減)、社会保障予算の削減路線からの転換を図るべきと迫ったところが印象的でした。だって、自然増に対して減らすとは考えられなくて、政府は何を考えているんだろうとあきれたところだった。すじが通った質問の、特に実態を明らかにして述べているところでは議場は水を打ったように静かで、テレビで見ているいつもよりヤジは少なく感じるのでした。
それにしても、前列の自民党席でおしゃべりばっかりしている議員が目に付いたことと、傍聴席の狭かったことが気になった。ほんとに窮屈だったー。本会議終了後、質問をしたばかりの志位委員長と傍聴者との懇談会があって参加しました。小池政策委員長の国会報告も聞けてラッキーでした。



テレビをつけて様子をうかがったところ震源地がなんと箱根だということがわかって、こりゃー大変だーということになって、さてどうなる、どうするということになったけど、間もなくして議会事務局からの連絡で議員が緊急に参集ということになったのです。
連絡を受けてあわてて防災服に着替て庁舎に到着したのは20分後(幸に自宅から庁舎まで徒歩10分)、議員が集まった時点で市議会災害対策本部の設置、第1回災害対策会議ということになったのです。訓練とは大違い。これまでにない緊張感でした。
結果、対策本部は午前11時に解除となりましたが、最終的な市の報告では大きな被害はないといったことで、大事に至らなかったことが何よりでした。今回の地震によって教えられたことは大きい。。。