りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

みんなで父と母を語りました

2011年06月27日 | なんでもかんでもコーナ~

 土曜日は母の一周忌でした。思えば昨年の6月議会の真っ最中に母は亡くなったのでした。1年なんてあっという間のことです。母と同年齢くらいの方を見かけると、今母がここにいたならな~、一緒にお茶でもするのにな~、なんてことをふっと度々思っています。そしてちょっぴり悲しくなるのです。トホホ・・・

 でもそんな気持ちを慰めてくれるのが、父と母の大好きな孫、ひ孫の元気な姿です。今回はまた一人ひ孫が誕生していることもあって、賑やかさが増していました。可愛いワンピースを着て、女の子って可愛いな~って思いました。ここに子煩悩な父がいたら、もうメロメロになっているだろうなと思いました。ただ、その分兄が父に似てきて、子煩悩振りを発揮しているので、親子というのはよく似るものだとつくづく思いました。その兄、私と年子だというのにもう孫が4人もいてびっくりです。兄も孫に囲まれて幸せそうでした。

 日曜日は一日中会議。今日は横浜で会議で、会議というのは続くと続くものです。昼食に野菜味噌ラーメンというのを食べて、スイッチの切り替えをしました。スープが濃くて以外にもおいしいと思って、ついついこれがまたしっかり飲み込んでしまって・・・、しまったーと思いました。

 帰りがけ、駅から家に向かう途中で知人に会い、先日と同じ相談を受けました。まだ解決していないのかと思い大変だなと思いました。今度はちがう角度からアドバイスしました。さあ今度はどうかな~。家に着くと今度は電話で相談が1件。人にはそれぞれ悩んでいることがあるけど、きっとその悩みはその人にとってみると、とっても大変なことだと思うのです。これも解決できるといいなと思います。次にゆっくりお話しを聞くことにしました。そういえば明日は会派の会議です。やっぱり続くは~


災害に強いまちづくりをしよう

2011年06月23日 | *市*議*会*

21日に市議会6月定例会は終わりました。

 今回の中心テーマは「災害に強いまちづくり」、ここにあったと思います。その典型的だったのが議員20名のうち15名が一般質問に、東日本大震災と防災に関わる質問を挙げていたことです。東日本大震災を受けて、世の中はだいぶ変わりました。多くの人が地震や津波、放射能汚染の恐ろしさに直面したと思います。 今回の議会を通して被災地の救援・復興と、小田原のまちを本当に災害に強いまちにしていかなければならないと思いました。委員会、本会議の議論を通して市民の方たちの声がよく反映されていると感じました。

 私は一般質問で、本市の被災地・被災者への救援・復興と小田原市地域防災計画等についていくつか質問しました。そのなかで、市が受け入れてきた福島原発放射能漏れ事故からの避難者の方たちを、とにかくあたたかく迎えることが大切だと思っていたので、せめて一日一食でも、心がホッとする食事の提供をすべきではなかったかと質しました。救援・復興は長期にわたるもので、市が行なった義援金、支援物資についての報告は、支援する側の励みにもつながるように、インターネットなどというだけでなく、高齢者にもよく分かるように、回覧板、公共施設への掲示を行うべきだと求めました。

 広域避難所については、「海に近い小学校は津波が心配だ」、「芦子小学校に近接するガスホルダー(ガスタンク)の二次災害が心配だ」という住民の方たちから寄せられていた声を基に、広域避難所としては適切ではなく見直しをすべき、安全確認はどのようにしているのかなどと質しました。

 防災行政無線については、「よく聞こえない」というクレームが本当に多いが、これを何とかしなければならないということで、聞こえないという要因をどのように考え、どのように対処してきたのかまず質しました。それから、子局(地域に設置してあるスピーカーの付いた鉄柱)の増設で聞こえはよくならないのか?、保守点検は年1回で大丈夫なのか?・・・、重ねて質しました。

 そのほか命の導線ともいうべき避難経路について、放射能汚染対策、安否確認・搬送等・災害弱者をどう守るのか、耐震診断・耐震工事ては、シェルター(部分的に家の中の一部を強固にする)を再度提案、特別養護老人ホームの増設こそ必要などと質しましたが、いずれにしても、地域防災計画を現実に即した中身にしていく必要性を感じました。

 答弁は、避難者への食事の提供を行なう、回覧板などに掲示する、広域避難所は見直す、ガスホルダーについては、大震災時は安全装置がはたらく仕組みになっている、防災行政無線はクレームがあった箇所にはスピーカーの向きを変えるなど、その都度対応しているなどなどとありました。どうぞ詳しくは後日の市議会ホームページ・議会中継でご覧くだされば幸いです。


                

 城址公園の紫陽花                                          


6月定例会真っ最中です

2011年06月17日 | *市*議*会*

 雨がよく降るようになって、さすがに梅雨。ただ紫陽花の色が雨の降るたびに色濃くなっていくようで、これは梅雨時のうれしい光景です。

 さて6月定例会は一般質問に入っています。今回は28名の議員のうち、20名が質問します。これまでに10名の質問が終わりました。新人議員もはりきって質問をしています。それぞれの個性が感じられて、それはそれでいいことだと思います。今回はやはり東日本大震災に関する質問や、本市の防災に関する質問が多くなっています。

 大災害からどう市民を守るのか、現実に即した安心・安全なまちづくりを一歩でもさらにすすめるにはどうしたらいいのか、今ほど国政、都道府県政、市町村政が、つまり政治が、こんなにも問われている時はないと思いますし、突きつけられているこの問いに、正面から向き合い応えていくことこそが、求められている時もないと思っています。

 市政と議会は車の両輪とか言われますが、東日本大震災、放射能汚染対策に関して言えば、被災地・被災者の方たちのこと、放射能汚染されているというこの事実、本当にここを中心に据えて心ひとつに問題解決に向けていかなければならないと思っています。

 日本共産党の3名は20日の最後に原田議員が、21日の1番手に田中が、2番に関野議員が質問します。私も災害に強いまちづくり、それと介護をしている方たち・介護者の立場に立った介護者支援。ここをテーマに質問します。どうぞ傍聴においでくだされば幸いと存じます。


子どもたちがいつでも笑顔でいられるように

2011年06月08日 | どの子もかがやくように

きのうは本会議。

執行部から提出のあった議案に対し、7人の議員が議案関連質問をしました。

 私は平成23年度小田原市一般会計補正予算の内①不登校対策モデル事業②小・中連携学力向上推進事業について、この事業が子どもたちのためになるのかどうか、いくつかの切り口から質問をしました。事業概要を質すと、前者は「いのちを大切にする心」をはぐくむ教育や「友愛」の精神に則った心豊かな子どもの育成を図るなどとあり、後者は児童・生徒に望ましい生活習慣や家庭での学習習慣を習得させるためなどとありました。

 もともと前者は国の事業で、国が県に委託、県が市町村に委託したという事業、だからというわけではないけど、答弁を聞いていてなんだかいつもの文科省の得意なフレーズが気になり、はっきり言ってこのような言い回しはしっくりこないものだと思っていたのでした。でも再質問、再々質問に進んでいくうちに、この事業の持つ目的などが分かってきた辺りから、ぜひ成果をあげることができたらいいなと思いました。

 いじめ・不登校問題に代表されるように、今学校は本当に私の小中学校当時とは大きく様変わりしています。当時はいじめや不登校問題については大きく社会問題化するようなことはありませんでし、勉強にしても詰め込み教育と言われることもそうなく、のびのびと遊んで学んで学校はそれなりに楽しいところだったと今でも思っています。で、「いのち」「友愛」ときて補正予算書を見ると、後者の事業も子どもの生きる力育成経費の中にある事業ということで、いずれも「いのち」が強調されていることに、今の子どもたちの生きづらさが伝わって来るのでした(深刻だ)。

 子どもの貧困化という言葉が世界的に広がりを見せる中、日本は子どもの貧困化が進んでいます。大人たちの貧困格差が子ども社会に与えている影響はこれまた大きい。不登校児童・生徒に要保護・準要保護児童が多いというのがその表れだと思っています。お父さんお母さんが雇用不安にさらされているこの経済をよくし、社会保障を充実させるなど、子ども社会が大人社会の縮図とならないように、社会全体を良くすることが子どもを守ることにつながると思っている。いじめ・不登校、放射能汚染・・・。子どもたちのおかれている現状は厳しすぎる。子どもたちを大切にできるのは大人の果たす役割だと、きのうの本会議での各議員の質問を聞いていてなおさら思いましたが、ぜひ子どもたちのためにも頑張ろうと思っています。


6月定例会が開催中です

2011年06月04日 | *市*議*会*

 さて、市議会6月定例会が始まっています。会期は1日~21日までの21日間。初日には小田原市土地開発公社経営状況などの報告5件と、平成23年度各会計補正予算とその他議案が一括上程されました。今後はそれらが該当する3つの常任委員会の、建設経済常任委会(8日)、厚生文教常任委員会(9日)、総務常任委員会(10日)にそれぞれ付託されます。つまりそこで本格的な審議が開始となります。

 2日は議案関連質問と一般質問の通告締切日でした。共産党の関野議員、田中は議案関連質問の通告をしました。一般質問は関野議員、原田議員、田中の3名全員が通告。関野議員は一般会計補正予算の内、備蓄食料の保管状況や管理の体制等についてを、私は不登校対策支援モデル事業と小・中連携学力向上推進事業についてそれぞれ議案関連質問をします。子どもたちにとって役に立つ事業となるのかどうか、ぜひ質して行きたいと思います。なおこの質問は7日の本会議で行います。

 一般質問で、原田議員は①津波を考慮した防災対策の見直しや②原子力発電から自然エネルギーへの転換を国に求める質問と、③中小企業支援策の強化ということで、市内中小企業の実態調査、住宅リフォーム助成制度の導入を求めます。私は①東日本大震災に関して、本市が行っている被災地・被災者への救援・復興の取り組みについてと、②地域防災計画の充実・見直しについて、③在宅介護者の支援について質問します。関野議員は①放射能汚染の被害と安全対策で、学校の運動場、保育園の園庭などの土壌の安全対策を求めます。それと、②本市の財政の現状について③市立病院の医師の宿日直手当て過払い問題などの質問をします。
 どうぞお時間のある方は傍聴にお越しくだされば幸いです。    

 ~追伸~ トマトの苗がすくすくと育っているのを眺めると、なんだかとってもほっとします。 育てるといえばグッピーも赤ちゃんをいっぱい産んで、これもまたかわいいものです。 でも・・・あんまり増えすぎても水槽の中が狭くなるので、これには困っていますが。やっぱり水槽を増やさないとむりかなぁ~ どうしよう・・・