小夏の矜持

2012年春に名古屋に進学した長男と入れ替わるようにやってきた

小夏


以来、姿を見せるたびにご飯をあげ、ずっと世話してきました。

飼ってあげる気満々だったのに、小夏にその気がなく半野良のまま。


2013年夏にクロコロをもらい受けました。
小夏は先住猫としてクロコロに慕われ、よき遊び友だちに。

クロコロより一回り大きかったので半年おネエさん
（※でっち上げ「ママ説」もありましたが・・・・笑）


珍しく3ショットが撮れたことも



クロコロと追いかけっこをしているうちに開け放したフレンチドアから
一瞬家に入り慌てて飛び出していったことも。

ここまでは来るんですが、



決して入ってこようとはしません



何度もケガをしたり

体調が悪そうだったり
寒そうだったり
お腹を空かせていたり・・・・


でも小夏はいつも独りでいることを選びました。

猫の矜持
自尊心でも
自負心でも
プライドでもない
矜持という言葉が一番ぴったりきます。


きっとそこには「自」という気負いはなく、「他」と比べるものもない
潔さと尊さがあるからなのか


「そうなの小夏？」

「・・・・・・・・・・」


小夏と一緒の3回目の冬です。