今日のニュースに
“ソニーグループ傘下のソニーは2025年度までに、原則全ての商品やサービスを障害者や高齢者に配慮した仕様にする。開発過程で障害者らに必ず意見を聞き、リモコンのボタンを減らして形状を工夫するなど使いやすくする。障害者の意見を取り入れることを開発に関する社内規則に定める。日本企業では先進的な取り組みとなる。”
とありました。
インクルーシブデザインが少しずつ進んでいるようです。
インクルーシブデザインとは高齢者、障がい者、外国人など、従来、デザインプロセスから除外されてきた多様な人々を、デザインプロセスの上流から巻き込むデザイン手法です。
高齢者や障がいがある方が使いやすいデザインは他の方にも扱いやすい可能性が高いのではないでしょうか。
後付けでの手すりのような物もいいですが、
初めから全員が使い易くデザインできていれば経費削減や見映えの良さも向上します。
インクルーシブの意味は、「すべてを包括する、包みこむ」ことです。
単一民族国家である日本は非常に弱い考え方かも知れません。
義務教育のように“みんな一緒”ではなく
“みんな違ってみんないい”の考え方が浸透するような取り組みが大企業のような影響力がある所が進めていく事は非常に大切です。
また個人の考え方にも根付いて欲しいです。