言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

親もただの人である

2023-04-30 22:57:00 | 日記
この土日で兄の家族と一緒にキャンプに行く予定でしたがあいにくの雨で中止となりました。

子どもたちは中止では収まらないので、急遽実家に帰りました。

実家の横に兄家族が住んでいるので、両親も合わせて一緒に過ごしました。

父のもう185回は聞いた同じ話
母の美味しいいなり寿司
兄の几帳面なBBQ
子どもたちの従姉妹と遊ぶ声
妻は少し気を使っています(ありがとう)
私はただの末っ子となります。

子どもの頃は家族に対する様々な気持ちがありましたが、親と会話を深めていく中で、

親も“ただの1人の人間”だと気がついてから随分楽になりました。

私は18歳から1人暮らしを始めさせてもらい、その学生時代に父、母それぞれ別々に価値観や生き様の話を聞く機会がありました。

夫婦の葛藤
育児での悩み
仕事との向き合い方
恋愛感

離婚の危機や言葉にできない感謝など友人のように話をしてくれました。

すると両親も私と同じ未熟なただの人だと実感しました。

厳しかった父や貧しかった幼少期のネガティブな記憶が昇華された感じがしました。

話を聞く事で理解が深まり、時間が中和させてくれたようです。

何より今、私が帰省すると喜ぶ存在がいてくれて、家族全員で楽しい時間を過ごすことができる事に感謝です。