この本は日々に起こる事象や人々がとる行動の理由を脳科学で説明してくれています。
この本は結局は何が言いたいか分かりにくいです。
普段疑問に思っていない事を疑問に思って、脳科学的に説明してくれている本です。
読んだ時はへぇ〜と思いますが一瞬で忘れてしまいます。
その中でも学びで残った事を紹介します。
・日本人はセロトニントランスポーターの量が世界で一番少ない
→実直で真面目で自己犠牲をいとわない
→いったん怒らせると何をするか分からない
→幸福度が低い要因 長寿の要因:環境より遺伝
・オキシトシン(愛と信頼のホルモン)が毒親や外集団バイアスや社会的排除に関与している
・褒めて育てるは間違い
→褒められた子どもは失敗を恐れ次に挑戦しなくなる。また、失敗した際に嘘をつく可能性もあがる
「頭がいい子だね。凄いね。」✖️
「努力のかいがあったね。」○
・高い報酬やご褒美はモチベーションを下げる
→高い報酬やご褒美=辛い事をさせられるというスキーマがあるから
⇨低い報酬でやってもらうと、低い報酬にも関わらず頑張った自分に自分で内的動機を考え出す
→ブラック企業はここを突いている
幸福度が低い要因が脳の遺伝的要因であるとか
長寿の要因が食事などの環境ではなく脳の性質となると
ストイックに頑張るのはほどほどで報酬や家族を含めた他者にあまり気をとらわれずに、
今、自分がやりたい事をするのがいいように感じました。
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