昨日はストレッチを行いながら、私の好きな講演家のVoicy(音声コンテンツ)を聴いていました。
昨日のテーマは“読解力”でした。
読解力は文章を読み解く力ですが、昨日は接客でお客様のニーズや感情を読み解く話でした。
アパレル業界ではお客様が着ている服や選んでいる服から次に勧める服を考える必要があるという話でした。
最も興味深かったないようは
読解力は経験を積めば積む程身につく訳ではないということです。
間違った感性のまま、いくら経験を積んでも成長に繋がらないとのこと。
相手が何を望んでいるのかを日々考える事が大切とのこと。
私は訪問でリハビリを提供しており、
ご利用者は上手くコミュニケーションが取れない方がほとんどです。
もちろん、訓練をして上手くコミュニケーションが取れるようになる
むせ込まずに食事を食べられるようになるなど目標はあります。
しかし、毎回の訪問ではご利用者の気持ちや気分は異なり、同じ訓練を提供するにしても関わり方は異なります。
もっと言えば訓練より大切な事が沢山あります。
昨日は認知症の方(夫が認知症で妻と二人暮らし)へ訪問していました。
ケアマネジャーが私の先に訪問しており、妻と話し込んでいました。
本人様は大変不安そうな顔で座っておられました。
私は簡単な検査を行いました。
結果を「大丈夫です。悪くなってないですよ。日々の努力の賜物ですね」
と伝えました。
本人、妻に安心してもらいたかったのです。
認知症の人には不安は天敵です。
訓練を行う事で不安を煽るのは本末転倒です。
現状はしっかり把握して助言は行いますが、
本人様には安心感や達成感を感じる訓練を提供しています。
医療、介護現場こそ、“読解力”非常に大切ですね😊
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