外は潮干狩りの客でごった返していますが
竹島クラフトセンターでは潮干狩りで海に入らない休憩の
お客様でにぎやかです。
そんな中で2人のお客様が三河木綿のフルコースの手織り体験しました。
まず綿繰り作業から始めました。
「棉が綿に変わるのです」
「ふあふあになってくるよ」
綿打作業を終り、
次の糸紡ぎを体験しました。
「おー!すごい凄い糸が出来てくる」
「不思議だな」
「あらー綿が糸になっちゃうわ」
このフルコースの体験は全てご自分でやっていただきます。
普通には考えられない事ですがここでは出来てしまいます。
「あれー、切れちゃう」
「ハンドルを回して」
「太くなっちゃうよ」
「左手を引いて、ゆっくりゆっくり」
最後にはお二人で仲良く糸紡ぎです。
「まさか、こんな体験が出来るとは思わなかった」
「貴重な体験が出来て良かったです、ありがとうございました」
逆に礼を言われてうれしいTCCの主人です。
次は出来た糸を織込むコースターの手織り体験が始まります。
お二人は静岡県から来ていただきました。
静岡県三島市からの彼と遠州森町からの女性の手織り体験です。
遠州森町と言えば私の故郷の浜松市二俣のすぐ近くである、
森町は周辺の大型合併には組せず遠州森町の独立を守り
農業の町でお茶やメロンの産地である。
富士山の話や故郷の方言の話に花が咲くうちにコースターが
織り上がりました。
おめでとうございます。
「出来たー」
苦労して糸を紡ぎそれを織り上げたコースターを掲げて記念撮影です。