TAKE-LOG 竹ログ

TCC・竹島クラフトセンター、名古屋から茶道のご一家の手織り体験

竹島海岸、俊成苑は風もなく静かでした。
そんな芝生広場に着物姿のご一家が来られました。

TCCには以前から予約していた柴田様ご一家8人様が
三河木綿の手織り体験に挑戦で、
一番若いお嬢様もやる気満々です。
  

 

ご主人と奥様とそのお母様は素晴らしい置物姿に
TCCの主人は見惚れていました。

アシュフォードのリジット織機とテーブルルーム織機を
使っていただきます。

皆さん緯糸をシャトルに巻きつけて早速織り始めます。





「あら、織れるわ」

「今度は上かな?下かな?」

それぞれ皆さん夢中になって織り始めました。

やはり手織りに和服は似合う、
そして、この重みは着物ならではのものである。

着物を着ることはただ単に[着る物]を変えただけではなく、
着る人間つまり[着る者]の心を変えてしまうのだ。

「織れたわ今度色を変えるにはどうするんですか」

「寸法が大きくなってしまったわ」

小さいお嬢様も大人に負けずに見事に織り上げました。





しかしこの御一家は何者であろうかと
TCCの主人は織物のプロとして考えていた。

ご主人の着物も 着慣れた姿も立ち振る舞いも
ただ者ではない。

そこでTCCの主人が聞いてみた

「失礼ですがお召し物や雰囲気が気になるのですが
どんなお仕事でしょうか」



「お茶をやっています」

と教えてくれました。
やっぱり違うと思っていた通りだった。

そして織り上がったコースターも房作りに苦労しましたが
無事完成をしました。

「おめでとうございます!」

皆さん満足してお帰りになる後ろ姿を見送りながら、
やっぱり着物を美しく自然に身に付けるには
それなりの修練の心の内面が 外に表れるものだ。
と思ったTCCの主人でした。

「俺も和服を着たくなった」とつぶやいた。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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