「織れました!」
先週に整経作業をして
「私に組織を作ってほしい」
と頼まれて組織の組み合わせと意味を伝えながら
綜絖通しと縞と柄の成り立ちを理解する授業となった。
縞の濃色の方を濃度差をつけた結果
鋭く感じる千鳥紋様が優しく馴染んだ表現が出来た
「柔らかく良い感じ」
「でも、淡い方の縞のカラーがこれ以上薄いと千鳥が崩れるが
微妙なバランスで出来ていますね」
「この写真を見れば組織がそのまま出来ていて組織図が組めるよ」
「そうですね、よくわかります」
縞と格子と組織の組み立てが理解できて来たのだ。
「残り糸の毛糸を使ったが番手も丁度良かったわ」
「今度は4枚綜絖で織れる千鳥格子柄も織って見たいです」
今教室では、縞整経と組織の関係の授業が多い、
これが出来たら組織作りが楽しくなる
織物はそんなに難しいことでは無い、
整然と並んだ経糸と緯糸しか無いのだから