「綿の成長はどうでしょうか」
蒲郡市の繊維会社 三敬(株)の社員の柘植さんが心配そう、
「成長していますから大丈夫です」
今日は綿畑に社長も草刈り作業をしています。
蒲郡の繊維産業の掘り起こしをしようと、原点の綿の作付けから
綿作り、糸作り、そして織物作りを土から勉強と実践をしています。
綿作りは熱射病との戦いの中、リーダーの柘植社員の奮闘は続きます。
コットンプロジェクトの中瀬さんも私も綿の木を一本一本観察しながら
手入れをしています。
どうせやるなら楽しまなければとアウトドアーの気分で、今日は男性社員の手作り料理が美味しかった。
以前私もこの畑で綿を作っていたが、疲労から帯状疱疹を患い敗退した苦い思い出があるが、石田社長の新しい試みと挑戦に私も老体鞭打って参加している。
繊維の会社でありながら、原料の何たるかも知らない社長が多い、
織物がどんな物でどんな生産システムで作られてるのか
基礎の基礎を知らない繊維企業が多いのです。
そんな中、根っこを知り、芽を知ろうと努力している企業に”花が咲く”と信じています。