手紡ぎに疲れて蔵を眺めると蔵にデザインを見た。
それはこのレンガ壁のレンガの焼きが違うことに気がついたからである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/5b/3b5cadbd1b1ea0b0109cfa4f6bbb3421.jpg)
このレンガ摘みはイギリス壁というが一つ一つのレンガの焼き上がりが違い
独特な壁面を表現していた。
私の手織り作品も同じで一つとして同じ物は無い無双無比である。
一本の糸一枚の布に一つとして同じ表現は無い。
同じコピーを沢山作れば、それは商品であって作品にはならない。
私はこの壁を眺めて、一つ一つのレンガを作った職人の姿を想像していた、
職人さんはこの壁が出来上がる夢を持っていたにちがいない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/04/85d4322b4f0065132b1fc986b5b488b2.jpg)
その蔵の片隅に咲く花も名も知れぬ小さな花
それでも蔵の片隅を住処に生きていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/3b/fcfb30dc0e804141cdee680990074019.jpg)
そんな想いに更けていると生徒の小栗さんのマフラーが織上がっていたのである。
このマフラーは絹と羊毛の混紡糸で、これに使った糸も同じ所は一つもない糸であった。
昨日の当■TAKE-LOG■竹ログ■を見てくれてありがとうございました。
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