11月24日に開催された竹島クラフトセンターの御座の市に
竹島へ観光に来た浜松市のお客様が,スタッフがやっている
糸紡ぎの作業を見て
「これで犬の毛を糸に紡げますか?」
と質問を受けた。
紡げますが毛を見てみないとわからない
と、見るとライブ会場に白い犬が二匹いた
静岡県浜松市からのお客様なので
浜松市天竜区のヤマタケの蔵で毎週開かれている壬生織
手織り教室を紹介して、
水曜日に犬の毛を教室へ持ってきてもらった
丁寧にシャンプーを終えた毛は白く美しい
真っ白い毛で犬の毛とは思えない毛の質に驚いた
紡いでみると
「紡ぎやすい!」
寒冷地で犬ソリの得意な種類の犬だと話してくれて
この毛の質に納得した。
「わー、糸になったわ」
と感激の様子で糸を手にしたFukuokaさん
どうしても紡ぎ方や織り方を習いたいと
入塾することになった。
入塾手続きを終えて
早速、糸紡ぎの授業が始まった
最初はハンドカーダーで毛を整える作業から始まった
簡単なようだがなかなか難しく悪戦苦闘
まずは諦めず頑張って
慣れてもらうことから始まった。
習うより慣れろ!である
愛犬の毛を糸にして残せることの喜びは
この難易度の高い作業をクリアーしなければ
達成できないのである
「こんなことが出来るなんて夢のようだわ」
糸が出来る事の感激に浸っているが
同時に紡ぎ車で糸を紡ぐ作業の練習も始まり
綿を作り糸を紡ぎ織物が出来るまでの
Fukuokaさんの長い道のりが始まった。