今日は日曜日で竹島竣成苑の芝生広場は子供の声が響きます。
そんな竣成苑に、以前から手織り体験の予約があった子供達が
お母さんと一緒にやって来ました。
選んだコースが三河木綿のフルコースなので
早速、綿から糸にする道具が出てきました。
出てきたこの道具は綿繰り機と申します。
棉から種を取り除く機械です
「私がハンドルを回します」
「種がこっちで綿が向こうに出てるよ、
「あれ！不思議だわ」
「種がついているワタの字は植物の意味で［棉］と書き、
種が取れたワタの字は［綿］と書き、この道具を経て
文字の意味が変わりますよ］
続いて出てきた道具が紡錘車である。
「わー、観覧車みたい」
綿を紡いで糸にする道具である
「難しそうだな」
「ゆっくり左手の綿を引いてください」
「そー、ゆっくり ゆっくり」
「切れそうだわ」
「わー！、糸が出来てる」
「すごいわ、糸が出来てる」
「本当に糸が出来るのね」
ハンドルを3回回してください
「あー、切れちゃったよ」
「私、上手でしょう、糸が出来るのよ」
すごく上手ですよ、細い糸が出来ています。
この糸でコースターを織りますから頑張ってください
「難しいと思ってけど、できて嬉しい」
「これが私の作った糸です」
全員が数メートルの糸を紡ぐことが出来ました。
紡いだ糸を持って織機に座り手織りが始まりました
スタッフから織物の原理と織機の操作を教わりながら
織機を動かしています。
経糸の奇数と偶数の糸が上がったり下がったりする中を
シャトルが通ります。
緯糸を斜めに置いて筬をトントンと打ちます
「あら、織物が出来てる」
「織物は楽しいです」
こうして洋服も出来てるんですよ
「きれいなコースターが出来て嬉しいです」
「手織りは止めたくないなー」
自分で紡いだ糸も入ってすごく綺麗なコースターが出来てきました
「可愛いコースターが織れて嬉しい」
全員が難しい房作りも終えて見事なコースターが出来ました。
「出来たー」
「嬉しいです」
全員が自分で紡いだ糸を織り込んだコースターが
完成しました。
色糸も竹島クラフトセンターが染めた特製の糸です
世界で一つのオンリーワンの作品が完成しました。
おめでとうございます。
