それぞれお好きな色糸を選んでいただき織機について織り始めます。
「この織機はリジェット織機と言いまして非常に簡単な装置で
織物の基本を学ぶことができます」
最初はスタッフから織物組織が織られる仕組みを学びながら
手織り体験は進みます。
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「面白いわ」
「すごくたのしい」
「あれ!ここがうまくいかない」
そこでスタッフのお助けです。
「では織直しましょう」
「そんなことができるんですか」
などなど手織り女子の機織りが進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/4b/d82bdca81a5b4938f2ff1aba5b5b9a55.jpg)
「今日はどちらからお出ででしょう」
「名古屋市緑区からです」
「名古屋市緑区と言えば有松はよく知っていますよ」
有松絞りと言えば30年ほど前に有松絞り協同組合業者のデザイン講習会に
3ヶ月間ほど絞り会館で講師に出かけたことがある話になり、
「そんな関係があるなんて奇遇ですね」
と、言うことですっかり打ち解けた体験となりました。
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房作りの作業も終わりコースターが完成しました。
「できたー」
「あなたの可愛いよ」
「私のはサイズが小さい」
と、互いにコースターを見せ合って健闘を讃え合っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/23/732254daff056ca9bcdd8f0b8d664d95.jpg)
懐かしい有松からきていただいた織物女子の体験でした。
有松では若い女性達が作家になって新しい感覚のデザイン商品を開発して活躍しています。
蒲郡もそうなって欲しいと願うがまだまだ私の力が足りないと反省です。