西尾市から通うSuzukiさんは只今風通織りの勉強中です
風通織りってどんな織物でしょうか
一枚の布の間に風が通るので風通織りと言います。
つまり、一枚の布であるが二重構造に織られていて
その上の布と下の布の間を風が通るのです。
今日は先週に続いて筬通しを終えて、今日は綜絖通しの作業をしています。
二重構造の織物がよく見えるように太番手の糸を作り、これを使っています。
織物組織図と意匠図をもとに企画図を片手に綜絖通しの作業です。
8枚綜絖の織機ですから 8枚の綜絖に正しく市松紋様が織り出されるよう
正確に柄に合わせて通さなければならない作業が続きます。
来週は風通織り市松紋様が織り出されることと思いますので
この続きも当ブログで投稿していきたいと思います。