TAKE-LOG 竹ログ

わものや BANKAN磐田店の皆さんが手織り体験

今日は磐田市からやって来た着物姿の女性達が手織り体験にやって来た

総勢13人の手織り体験の模様を投稿します。

午後になって小雨が降り始めた竹島海岸に着物姿の女性が

艶やかな姿を見せた。

竹島海岸の絶景を眺めながらこれから始まる未知の作業を

期待しながらご来店です。

体験者13人を、先発8人と5人の2組に分かれて、

後から体験する5人は竹島散策に出発しました。

 

教室内では、早速手織り体験が始まります

「手織りはやったことがありますか?」

「初めてです」

と少し不安げに始まった手織り体験だが、

スタッフから織物が出来る原理と織機の構造を教わり

織り進めるうちに慣れてくるとリズムに乗って織り始めました。

 

磐田市といえばジュビロ磐田だが私の郷里の隣の町である

そこで、遠州弁で話したりリラックスした作業になりました。

窓の外の竹島海岸と竣成苑の芝生を眺める余裕もできて

「手織りは楽しいです」

「やって良かったです」

今日は二種類の織機を使っています、織物原理の勉強には最適なリジェット織機と

アシュフォードテーブルルーム織機であるが、どちらも同じような織り上がりを

見せていました。

「糸が終わりました」

”色糸が終ったので紺色の糸に変えます”

完成が間近になって余裕が出来てピースサインを頂きました。

楽しい雰囲気で手織りが続きます。

「出来たー」

「あら、すごく綺麗ね」

と、互いの作品を讃え合っています。

「夢中で織りましたが、楽しいです」

機織りには着物が似合う、

日本古来からの織物文化は着物とともに発達してきたのです。

三河に三河木綿の文化があるように、遠州にも遠州木綿の文化があり、

この地方でも知多木綿や尾張木綿、伊勢木綿、松坂木綿等があります。

それぞれの土地の自然や植物染めの影響を受けて発達してきました。

しかし、明治以降は流通の発達や情報の発達などを受けると、

使用される原料の綿が外国産の綿花の輸入となり、

各地の織物は特色を無くすと同時に消滅寸前までになったが

最近では綿婚式の記念に手織り体験をしたり、

着物姿の女性が機織り体験を楽しむなど時代変化を感じます。

「着物が大好き、今日は着物がどうして出来たか勉強できて良かった」

「すごく楽しくてずーっと織っていたいわ」

「時間も忘れて織っていました」

私もそうだが織物を織っていると我を忘れるものです、

忘却でも物忘れでもなく、脳のどこかで織りの行為に陶酔する

何かが働くような気がするのです。

「あら、私の実家の隣じゃない!」

「うそ!、本当に」

「竹島で天竜の実家と関係のある人と出会うなんて」

と、こんな偶然もあったりして楽しい手織り体験となりました。

機織りの完成が近づいて最後の房作りの作業となり

”糸で大きい円を作ってその中を通します・・・”

「なるほど、綺麗に房が出来たわ」

 

黙々と房作りが続きます。

「凄く綺麗にできて嬉しい」

「自分で作ったと思うと愛おしくなっちゃう」

次々にコースターが完成しています

「私はマクラメ編みで作りたいです」

早速編み方の指導が始まりました。

そして全員がコースターを織り上げました。

「出来たー」

「嬉しい」

全員が手織り体験が終わりました

芝生に出てホットした笑顔で感想を語り合っています

楽しい体験ができて良かったです。

みなさん、お疲れ様でした。

全員揃ってコースターを掲げて

金メタルです

ハイ! パチリ

竹島をバックに記念撮影です

おめでとうございます。  


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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