今日は豊川市の老人介護施設グループホーム「みかんの樹」の
お年寄り9人が三河木綿の手織り体験にやってきた。
写真は最高年齢のおばあちゃんは98歳です
スタッフの手伝いで全員元気に織りました。
ゆっくりと時間をかけてスタッフと一緒に織り進めます
一本一本ゆっくりと気の向くままに織っています
次にやる動作も本人がやるまで待ちます。
私はお年寄りが楽しめるように織機に付きっ切りで
写真取材をする余裕がなかったので最高年齢のおばあさまの
取材をさせていただきました。
10台の織機を準備したので職員さんもコースターを織りました。
一枚のコースターを一生懸命織っています。
最初は、何が始まったのか訳が解らなかったおばあちゃんも
最後には織物を織る意味と次にやる行為を理解出来る
ようになったのはビックリしました。
「私もコースターを織りましたよ」と
笑顔でカメラに収まっていただきました。
(私の母も94歳で元気に毎週私の帰るのを待っています)
「おばあちゃんも頑張ってね!」
そして全員がコースターを織り上げて
喜びの記念撮影です。
みなさん おめでとうございます
今日は、[みかんの樹]の皆さんと手織りをしてみて
認知症の方と本格的に手織りをやってみたら
どんな効果があるか、次の研究課題ができました。
過去に西尾市の施設[ピカリコ]で
両手と片足に生まれつきの麻痺を持った人に、
手織りの指導と機材の改良をしたことがあり
片足だけで織物を織る女性の姿に感動したことがある、
織物を織ると言う人類が古来から物を作り生産してきた行為が
認知症の人にどんな効果を与えることが出来るか
試したいと思っている。