今日は雨降りで農作業は休みで、三河地棉の種取りである、
今から畑に蒔いたり、小学校の綿の作付け用の種を採っている。
昨年秋に収穫した綿を綿毛が付いたまま保管して置いた種である。
三河地綿の棉繰りをしているが、
三河地棉は毛足が短く縮れが強く復元力(クッション性)は和綿中一番です。
三河地綿で紡がれた糸は、糸本体が肌に密着せず縮れた綿毛が肌に接するから
吸湿、保温、刺激性が良いのです
(似た物にコットン起毛製品があるが それは綿毛が強力にカットされているから三河地棉の
自然の毛先とは刺激性が違います)
だから[幻のコットン・三河地棉]なのです。
では、なぜ棉の種に毛があるのでしょう、
それは、棉の種を湿度乾燥と紫外線から守るためだといいます、
だから私は種取り寸前まで綿毛を付けたままに置きます。
という事は[綿の毛は紫外線を防ぐ]役割があるのです、
だから、夏にコットンを着る意味があるのです。
この秋に蒲郡市で開かれる[全国コットンサミット]に来場すれば
三河地棉の商品を見る事が出来るでしょう。