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綿繰りと三河木綿の特性。竹島クラフトセンター■TAKE-LOG■竹ログ■

今日は雨降りで農作業は休みで、三河地棉の種取りである、

今から畑に蒔いたり、小学校の綿の作付け用の種を採っている。

昨年秋に収穫した綿を綿毛が付いたまま保管して置いた種である。

 

 

三河地綿の棉繰りをしているが、

三河地棉は毛足が短く縮れが強く復元力(クッション性)は和綿中一番です。

 

三河地綿で紡がれた糸は、糸本体が肌に密着せず縮れた綿毛が肌に接するから

吸湿、保温、刺激性が良いのです

(似た物にコットン起毛製品があるが それは綿毛が強力にカットされているから三河地棉の

 自然の毛先とは刺激性が違います)

 

だから[幻のコットン・三河地棉]なのです。

 

では、なぜ棉の種に毛があるのでしょう、

それは、棉の種を湿度乾燥と紫外線から守るためだといいます、

だから私は種取り寸前まで綿毛を付けたままに置きます。

 という事は[綿の毛は紫外線を防ぐ]役割があるのです、

だから、夏にコットンを着る意味があるのです。

 

この秋に蒲郡市で開かれる[全国コットンサミット]に来場すれば

三河地棉の商品を見る事が出来るでしょう。

 

 


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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