今日の竹島は寒風吹きつける1日でした
そんな教室内はご一家の手織り体験で賑やかです
岡崎市からのご一家の皆さんです。
前から予約のあった4人様のご来店です
三河木綿のフルコースの体験で最初に登場したのが
この 綿繰り器 である。
棉の種と綿とに分ける道具ですが
「なんでこの器械で種と綿に分かれるのだろう」
「不思議だわ」
この作業の不思議さを感じながら
夢中になって綿繰り作業をしています。
「なぜ種が潰れないんだろう」
綿繰りの原理は現代でも変わっていないので
この道具を発明した人は凄い人なのだ。
今度は紡ぎ車の登場です
まず、お姉様から始まりました。
「切れそう、危ない」
「あれ!、切れそうで切れないわ」
私だって出来ますよ
今度は妹さんの番です
「あー、切れる」
「切れたらどうしよう」
「こんなに上手に出来てしまったわ」
今度はお父様の番です
「どうだ、上手いだろう」
「お!、切れてしまった」
「切れても、結ばなくても繋がってる不思議だ」
お母さんが紡いでいます
「太くなってしまいます」
「綺麗な糸よりも素材感が出て良いですよ」
「でも、太くても切れてしまう」
紡いだ糸を持って織機に向かう皆さん
スタッフから織物の原理を教わりながら手織りが始まりました。
「綺麗に織れてるよ」
「凄い、織れてきたわ」
自分で紡いだ糸も織り込まれてくると
言葉も少なく真剣です。
妹さんも綺麗に織れています
「上か下か分からなくなっちゃったわ」
”大丈夫です。私の人生のやり直しは出来ませんが織物は直せますから”
最後に難しい房作りもクリアーしてコースターが出来上がってきました
自分で紡いだ糸を入れたコースターは”世界で一つのオンリーワン”
全員見事に織り上がりました。
三河の綿を糸にして織り上げたご一家のコースターが出来上がりました。
おめでとうございます。