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TAKE-LOG 竹ログ

少女が自分で育てた茶綿を持って来て綿繰り作業が始まった

日曜日の午後ご一家で手織体験の申し込みがありました
秋の日差しはまだ強く夏を思わすようです。

竹島クラフトセンター前の芝生にタープドームを立て
芝生の中で三河木綿の手織体験が始まりました。


綿は植物の実ですから種があります。その種と綿を分けるために
綿繰り機が作られました。昔々人々は綿の種取りに苦労していました。
長い時代を経て現在の綿繰り機が出来たのです。

「この機械を通すと種はこちら側に落ちて綿は向こう側に出て来ますね」
不思議ですね、何百年も前にこの原理に気がついた人がいて
この機械を作り続けたのですね」
そして少女は綿繰り機を回して自分で育てた綿を綿打ちしました。
「まー!、育てた綿の実がフアフアの綿になって良かったね」
お祖母様も綿の出現に喜んでいます。


古代からの弓を使った綿打ちを見て、戦争に使った弓と狩に使った弓が
今、目の前で弓の弦の振動が綿の繊維を解きほぐしています。

次に現れたのが糸車です。
「そーっと引いてそーっと」
「ゆっくりハンドルを回して」
一対一の糸紡ぎの作業が続きます。
紡ぐ少女も真剣に糸作り作業を続けました。


そして、出来上がった少女が作った糸を持って織機に向かいます。
自分の家で育てた綿を糸に紡ぎその糸で今から織機で織るのです。
ワクワクした気持ちで手織体験が始まりました。
お祖母様も隣で織り始めています


スタッフから織物が出来る原理と織機の操作を教わりながら
手織体験が進んでいきます
そして、自分が作った糸を織り込む時がやって来ました
「ここで入れたいです」
待望の自分の綿から紡いだ糸を織り込む時が来たのです



目の前に竹島の絶景を眺めながら手織体験が続きます
自分の糸が見事に織り込まれています。
「自分の糸が織れてよかったね」


そして、コースターが完成しました
おめでとうございます
最後に竹島をバックに自分で紡いだ糸を織り込んだコースターを
掲げて記念撮影をしました







蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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