コロナ緊急事態宣言が出される前の4月初めから
竹島クラフトセンターの手織り教室は休業となり
野崎さんの手織りもストップしたままだったが
6月1日開業と同時に教室に戻り手織り再開をした野崎さん
今日も作品制作に励んでいたが
今日は織り上げて作品は織機から離れる瞬間です。
ワクワクした期待感と一抹の不安を持ちながら
織機の一部から布として独立して自分の手の中にいる作品
あー、ここが…、
叫びにもにた声がする
よく見ても分からないミスが自分には見える
「どこが」
「ここよ、よく見て!」
自分が生み出した作品は自分の分身であり良いところも悪いところも
一番良くわかるのです。
しかし、
この作品を買った人は全く別な感性で価値を持ってくれます
我が子と同じ想いの作品が布として育っていく時なのです。