節目を迎えて・大震災367日

昨年の今日、
東日本を大きな地震が襲いました

当地の天文台で特別プログラムがあると知り
夕方の回に見に行きました。

東日本大震災から1年、
昨年の3月11日の星空を映しながら
その星空にまつわるエピソードと共に紹介する
というプログラムでした。

あの日の夜、
地上での惨劇とは対照的に
上空には多くの星々が瞬いていました。

皮肉にもライフラインが立たれた事で
今までは見えなかった星々が見えたのです。

その星に
ある人は一瞬で消えた世界に対する虚しさを
ある人は寒さに震える人々に届いた希望の光を
感じていました。

そして旅だった人々が
迷いなく天に昇る為の道しるべだったと
語る人もいました。

人々が何年もかけて作った家々、畑、田んぼ、
何十年もかけて作った工場、町並み、道路、港。

地震が壊し、津波がさらったのは
基礎だけ残った宅地、沈んだ道路。

それがたった1年で
元通りになんかなる訳ないのです。

奪われてしまったモノを再建するのは
何もない所に創るより容易ではありません。

仮設に暮らす人々が後1年で
普通の暮らしができるほど
今年1年で飛躍的な開発は可能なのでしょうか?

命があっただけ、
家があっただけ、職があっただけ、
失くした人達より良かったのだと思っていても

日本中から世界中から
差し伸べられた援助の手、励ましの言葉を
支えに頑張ってきても

本当に昨年の3月10日と同じ
普通の生活を送れるようになるのか?

考えても仕方がないのかもしれません。

できる事をできる人がやって行く事でしか
未来に進む道は無いのかもしれません。

それでも前に進む為に
何ができるのかを忘れないでいたい。

そして
そんな暮らしを送る人々がいる事を
忘れないでいて欲しいです

買ってきました♪

本日は1冊

あおいれびんさん『ネバーコンプレックス』

メイトさんだと出版社特典とべつにポスカ付き

描き下ろしメッセージペーパー
　フェア店限定発刊記念
　作者メッセージ入りのイラストペーパー

変形ポストカード
　フェア店限定特典ポストカード
　カバーイラストを使ったしおりサイズポスカ

れびんさんは勢いで読める短編の方が
落ち着くというかムリヤリ感もなくサラット読めて良いです

次はディアプラスですね。