2021年1月23日(土)7691歩とプールでウオーク等50分
ここせんの1月特選句と準特選句のはがきを
描きました。
2人へのあて名書きの下
川柳初心者講座今日が最後でした。
内容ぎっしりの5回の講座、でもその時は納得しているのに
日常生活に川柳が定着してない私は、すぐ忘れてしまう。
また講師の話や、意見を出し合っている内容が聞き取れないので
今日も、持ち寄った作品を、みんなで推敲していくプロセスが
半分もわからないのでざんねんです。
2句ずつ読んだのですが1句だけ紹介します
テーマ「始める・始まる」
〇 舞扇かざししなやか舞い始め
⇒しなやかにかざし始める舞扇
〇 今年こそラジオ体操始めるか
⇒ ラジオ体操始め挫折を繰り返す
〇 核兵器禁止条約叶う朝
⇒ 核兵器無くす日を待つ初日の出
〇 ダイエット始めた道具3個目に
⇒ ダイエット始めた道具また増える
3個でも4個でもいいので動く句は他の表現で
〇 初商いコロナでお客いない街
⇒ 初商いコロナが客を寄せ付けず
〇 元旦を一人で迎え胸を張る
⇒ 元旦も一人私のうしの年
〇 始まりは終わりに続くわかってる
⇒ 始まりは終わりに続く大落暉
わかってる、を感じるもので表現する。
大落暉は初めて聞いた言葉でした。
麻井先生のアドバイスでしたが
茜雲でもいい、と言われました。
1句1句にかなり時間をかけて意見を出し合いました。
そのプロセスがとても勉強になるのですがあいにく
聞こえません。かえられた結果を見てなるほどと思う私でした。
川柳は一人で詠み続けるのは限界がある。やはり一緒に勉強
しあうことが大事だと言われました。
他者の作品をたくさん詠む・自分でたくさん作る詠む)
たくさん捨てる 最初作った句にこだわりすぎず思い切って
捨てることが大事。
今の私の中に川柳はほとんど位置を占めていません。
テキストの中のことをしっかり反芻するだけでもすごい
勉強になると思いますが、さぁ今からどうする?
月1回てんがら川柳を詠むだけでは初心者の域を出ないのでは?
今の私は2足の草鞋を履けない、
今まで二つも三つも欲張ってきたのですが。
その気になってないからですね。
帰りはプールに寄りました。これを減らすことができない。
午前午後と続けると、疲れ方も違います。
雨で写真も撮りませんでした。
最後に講師の馬場ナオミさんがこの詩を詠まれました。
サトウハチロさんの川柳の詩
サトウ ハチロウさんの
「五・七・五で なんでもよむ」
五・七・五でよむ
悲しみをよむ
さびしさをよむ
母の声をよむ
友だちの姿をよむ
待ちどおしいおやつをよむ
はらぺこをよむ
ふくれるしもやけをよむ
風にひりつくあかぎれをよむ
ありのままをよむ
五・七・五でよむ
人の心の中には糸がある
何かにふれると
美しく鳴り響く糸がある
五・七・五とならべたことばが
この糸にふれると
待ってましたと鳴りひびく
鳴りひびく
わたしたち日本人の心の糸は
五・七・五にすこぶる敏感
ただちに大きくうなづき
たちまち高くなりひびき
それが拍手となってあらわれる
五・七・五
五・七・五
川柳は俳句とともに
世界で一番短い詩の形
わたしたちだけが
すぐにとびこめる詩の形
わたしたちは
これを大切に持ちつづけよう
五・七・五でよむ
やりきれなさをよむ
けんかしたあとの
あじけなさをよむ
遠いお使いをよむ
春を待つ芽をよむ
蜂のこのうまさをよむ
ものすごい足のしびれをよむ
つづけてとびだす
しゃっくりをよむ
思いのままをよむ
五・七・五でよむ