吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

思い出したこと、思い出せないこと。

2015-07-27 09:52:33 | 日記
昨日、吐露の更新が出来なかったのは、疲れのせいじゃないよ。
さっちゃんがくっついて離れなかったから、甘やかしまくっていただけさ。

昨日甘やかしていて、ふと思ったのですが
さっちゃんが、まだ小さくくて、本当に私に甘えたかった頃
私はちゃんと甘やかしてあげていたのかな
さっちゃんを、ちゃんと受け止めていたのかなと。

答えは、Noでした。

自立せよ、自立せよと追い立てるような育児の日々で
焦って苛立っていることが多かった。様な、気がします。

もちろん、自立出来ていた方がいいんですよ。
食事や着替え、お風呂や、お手洗いなどの身辺自立も
私が傍にいなくても、自分で考えて、決めることが出来る、精神的な自立も。

でも、あんなに焦って苛々しながら追い立てなくても良かったんじゃないかなって。
もう少し、のんびり可愛がる時間があっても良かったのかなって。

私がそんな状態だったら、さっちゃんだって毎日穏やかに過ごせませんよね。
「育児」「育児」と言いながら、「育自」をしなお母さんだったら
子供の目線で見たら、「なんやねん!」って思いますよね。

もしかしたら、さっちゃんの数年間に及ぶ他害行動は、私の…。


あー、やめやめ!
今考えてもどうしようもないことを考えるのはやめ!

反省点の材料にする必要はあっても、わざわざ自分からすすんで落ち込む必要は無い。


ま、それとこれとは別で。

今は、ちょっぴり大人になって、すっかり落ち着いたさっちゃん。
施設での作業も、毎日何時間も集中して頑張り、褒められて喜び
息抜きに(?)ちょっとイタズラして、注意されてふてくされ。
日々穏やかに、にこにこと過ごせているので
昔も今も、毎日ありがとねと、抱きしめずにはいられないわけですよ。

結果、甘やかしまくりになるのです。

ああ、なんて長々しい言い訳なんだ!


ところで、先日あくゆーずと遊んでいて、つくづく思ったのですが
ここ数年、我々は、劇的に言葉を思い出せなくなっています。
まるで、欠けた包丁、歯の抜けた櫛。

「ところであの人、なんて言ったっけ?」
「アレってなに?」
「ええと、アレ、あのドラマに出ていた女優」
「あのドラマじゃ分かんないよ、他にヒントは?」
「東宝シンデレラガール」
「沢口靖子?」
「ちがう」
「長澤まさみ!」
「それだー!」

   とか

「あの歌うたってた人、なんだっけな」
「あの歌って、どの歌?」
「それがどうしても思い出せない」
「それじゃ分からないよ」
「東大卒で、前髪の生え際がかなり後退していて、声の綺麗な…」
「加藤登紀子?」
「加藤登紀子の前髪は後退していないでしょう!」
「あ、小椋佳?」
「それそれ!」

会話の内容が、まるでクイズゲーム。

これは、あきらかに、加齢による物忘れだと思うのですが
ヒントで思い出せるのだから、まだ大丈夫(3人の力を合わせてですが)
そのうち、ますます思い出せなくなっていくんだろうな。

うひゃー!