昨日、勤め先の先輩から聞いた話です。
先輩が、以前勤めていた高齢者住宅にいた、80半ばの認知症の男性には
「自分は追われている」という、妄想があったそうです。
時々、緊迫した面持ちで
「誰かに狙われている」
「いま追われている」
と、職員に耳打ちしたり
「拳銃はどこだ!?」
と、自分の部屋中を探したりしていたそうです。
中でも、私が大ウケしたのは
「早くしないと飛行機に乗り遅れる!」
と、弱った足腰で、急に立ち上がろうとしたり、焦って騒いだりするので
傍にいた職員さんが
「私と一緒に行きましょう」と、身体を支えて立たせると
「急ぐぞ!!」
と、ゆーっくり、ゆーっくり、 (空港へ向かって )歩いていたそうです。
なにやら、微笑ましい。
先輩が、以前勤めていた高齢者住宅にいた、80半ばの認知症の男性には
「自分は追われている」という、妄想があったそうです。
時々、緊迫した面持ちで
「誰かに狙われている」
「いま追われている」
と、職員に耳打ちしたり
「拳銃はどこだ!?」
と、自分の部屋中を探したりしていたそうです。
中でも、私が大ウケしたのは
「早くしないと飛行機に乗り遅れる!」
と、弱った足腰で、急に立ち上がろうとしたり、焦って騒いだりするので
傍にいた職員さんが
「私と一緒に行きましょう」と、身体を支えて立たせると
「急ぐぞ!!」
と、ゆーっくり、ゆーっくり、 (空港へ向かって )歩いていたそうです。
なにやら、微笑ましい。