先週末、さっちゃんとお出掛けをしたときに、駅の改札口で、声を掛けられました。
「あら、さとみちゃん!お出掛け?」
50代半ばの女性です。
さっちゃんの名前を知っているといことは、さっちゃんの知り合いなのでしょうけれど
私は初対面です。
「ええと・・・?」
「・・・」の中に、(どなたでしたっけ?)という言葉を込めて、私は彼女の顔を覗き込みました。
すると、彼女は私の視線に気付いて
「あ、私『HEART』さんで、週1で働かせてもらっているんです」
と、言いました。
『HEART』さんとは、さっちゃんが週に数回通っている、施設の名前です。
私は、その後に続く言葉を待ちましたが、彼女はそれきり黙ってしまいました。
「そうでしたか!
それは、いつもお世話になっております」
私は、ごく一般的な、挨拶をしてみました。
そもそも、相手が誰だか分からないのだから、お世話になっているかどうかも分からない。
『HEART』さんの関係者であることは分かりましたが、ところで、あの、お名前は・・・?
と、聞きたい。
でも、相手が名乗らないのには、もしかしたら、それなりの理由があってのことかもしれない。
だって、大抵の人は言うでしょ。
こういうとき、自分の名前。
私がもやもやと考えている間も、やっぱり彼女は自分の名前を名乗ろうとはせず
少しすると、笑顔を浮かべたまま
「じゃ」
と、言って、私たちから離れていきました。
相手がさっちゃんや私のことを知っているのに、私はその人のことを知りません。
なんだか、あまり気分の良いものじゃないなぁ。
さっちゃんが通っている施設の人なら、せめてちゃんと名前くらい言って欲しかった。
じゃあ聞けよって話なんだろうけど。
「あら、さとみちゃん!お出掛け?」
50代半ばの女性です。
さっちゃんの名前を知っているといことは、さっちゃんの知り合いなのでしょうけれど
私は初対面です。
「ええと・・・?」
「・・・」の中に、(どなたでしたっけ?)という言葉を込めて、私は彼女の顔を覗き込みました。
すると、彼女は私の視線に気付いて
「あ、私『HEART』さんで、週1で働かせてもらっているんです」
と、言いました。
『HEART』さんとは、さっちゃんが週に数回通っている、施設の名前です。
私は、その後に続く言葉を待ちましたが、彼女はそれきり黙ってしまいました。
「そうでしたか!
それは、いつもお世話になっております」
私は、ごく一般的な、挨拶をしてみました。
そもそも、相手が誰だか分からないのだから、お世話になっているかどうかも分からない。
『HEART』さんの関係者であることは分かりましたが、ところで、あの、お名前は・・・?
と、聞きたい。
でも、相手が名乗らないのには、もしかしたら、それなりの理由があってのことかもしれない。
だって、大抵の人は言うでしょ。
こういうとき、自分の名前。
私がもやもやと考えている間も、やっぱり彼女は自分の名前を名乗ろうとはせず
少しすると、笑顔を浮かべたまま
「じゃ」
と、言って、私たちから離れていきました。
相手がさっちゃんや私のことを知っているのに、私はその人のことを知りません。
なんだか、あまり気分の良いものじゃないなぁ。
さっちゃんが通っている施設の人なら、せめてちゃんと名前くらい言って欲しかった。
じゃあ聞けよって話なんだろうけど。