吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

やや下ネタ

2017-08-16 21:27:24 | 日記
今日は、お休みです。
さっちゃんのお盆休みも今日まで。

今日は、私の歯の治療の予約をしていたので
さっちゃんに、私の付き添いをお願いしてしまいました。

お盆休み明けのせいか、11:30の予約だというのに、待合室はすごい混みようです。
これは、待たされるなと、思ったので、雑誌立てから適当に雑誌を選んで
さっちゃんに一冊渡し、私も雑誌を開きました。

ここの待合室は、どういうわけか、「週刊文春」と「週刊新潮」と、「SPA!」しかない。
選ぶ人がゴシップ好きなのか、ここに来る患者がゴシップ好きだと思われているのか。
しかも、「SPA!]の袋綴じは、大抵びりびりび破られている。
きちんと綺麗に割いたのならともかく、ぎざぎざにだらしなく破られているせいか
破られた上に露わになってしまったグラビアアイドルの写真が、なんだか痛々しく見えてしまう。
袋綴じって、破かずに筒状にして中をこそこそ覗き見するのが楽しいんじゃないのか。
見えちゃったら、なんかつまんなくないか。

然し乍ら、壇蜜に限っては、びりびりも悪くない。
むしろ、壇蜜にびりびりはよく似合う。

話がそれた。

さっちゃんが、「SPA!」の美味しそうなちまきに魅了され
私が「SPA!」の芸能界の美脚美人に魅了されていた時
診察室から出てきた人が、私たちに向かって、「あら!」と、声を掛けてきました。
顔をあげると、さっちゃんが小学生の時に、同じ学級にいた子のお母さんでした。
先週末から、急に右の奥歯が腫れて、治療を受けに来たのだそうです。

「さっちゃん、何読んでるの?」
彼女は、さっちゃんが開いているページに視線を移しました。
私も何気なく同じ方向に視線を移して、のけ反りそうになりました。

    げっ!

さっちゃんが開いているのは、ちまきのページではなく
男性のデリケート問題を治療する病院の広告で
真夏だというのに、タートルを着た若い男性が、切ない表情で写真に写っています。

たたたたすけて。
みみみみなかったことにして。

一瞬にして空気を読んだ彼女は、最近見掛けた共通の知人のことに話題を変え
私も必死でそれについていきました。
そして、今年の夏ももう終わりねなどと、無難な話に流れを変え
お会計に名前を呼ばれた彼女は
「じゃ」
と、笑顔でその場を離れていきました。

「前世はエロおやじ」と呼ばれている私も、流石に気まずい思いをさせられました。

それから、更に長々と待たされ、診察室に呼ばれたのは、なんと13:30!!
更に、診察台の上で待たされること20分。
麻酔をしたり削ったり詰めたりで、治療時間も正味30分。
お会計で更に待たされて、結局全部で3時間も掛かってしまいました。

でも、待てよ。
先生だって、お昼休みを取っていないんじゃないか?
他のスタッフさんは、交代で休めるかもしれないけど、先生は1人だから、休めないよね。
そう思ったら、3時間くらいどうってことない気がしてきた。

それよりなにより、3時間もの間、ずーっと静かに待っていてくれたさっちゃんが
とっても立派だったなと、なんだか嬉しくなってしまった。

そんなさっちゃんは、帰りに受付のお姉ちゃんに
「ばいばい」
と、笑顔で手を振るお愛想も忘れませんでした。

ご立派!