『事件』という、1978年に制作された映画を観ました。
登場人物がスゴイ。
ヒロインヨシ子が大竹しのぶ。
ヨシ子の姉で、「事件」の被害者でもあるハツ子に、松坂慶子。
この2人だけで、もう濃い。
ヨシ子とハツ子の母親が、音羽信子。
ヨシ子の恋人で、「事件」の加害者のヒロシが、長島敏行。
ハツ子のヒモが渡瀬恒彦。
ヒロシの弁護人に、丹波哲郎。
検事役が芦田伸介、
裁判官が、小津安二郎映画の常連、佐分利信。
ヒロシの元担任が山本圭。
脚本が、音羽信子のご主人、新藤兼人。
妹の恋人が、その姉を殺害し
妹は、恋人が殺人犯であり、更に被害者遺族という立場になり
そして、彼女のお腹の中には、犯人の子供が宿っている。
そんな中、淡々と裁判は進んでいく。
時に、被害者の遺族に、敢えて無神経な質問をし
証人の証言にねちねちと質問を繰り返し、怒らせる。
そして、裁判は淡々と進んでいく。
ドキドキも、ハラハラもありません。
半分以上が裁判の場面なのですが、カメラは、時に傍聴人の位置から、時に裁判官の位置からと
時々目線を変えながら、観る側が、まるで法廷にいるかのように、写す位置を変えていきます。
だから、目が離せない。聞き漏らせない。
ドキドキもハラハラも無いけれど、どんどん惹き付けられてしまうのです。
とにかく、面白いです。
登場人物がスゴイ。
ヒロインヨシ子が大竹しのぶ。
ヨシ子の姉で、「事件」の被害者でもあるハツ子に、松坂慶子。
この2人だけで、もう濃い。
ヨシ子とハツ子の母親が、音羽信子。
ヨシ子の恋人で、「事件」の加害者のヒロシが、長島敏行。
ハツ子のヒモが渡瀬恒彦。
ヒロシの弁護人に、丹波哲郎。
検事役が芦田伸介、
裁判官が、小津安二郎映画の常連、佐分利信。
ヒロシの元担任が山本圭。
脚本が、音羽信子のご主人、新藤兼人。
妹の恋人が、その姉を殺害し
妹は、恋人が殺人犯であり、更に被害者遺族という立場になり
そして、彼女のお腹の中には、犯人の子供が宿っている。
そんな中、淡々と裁判は進んでいく。
時に、被害者の遺族に、敢えて無神経な質問をし
証人の証言にねちねちと質問を繰り返し、怒らせる。
そして、裁判は淡々と進んでいく。
ドキドキも、ハラハラもありません。
半分以上が裁判の場面なのですが、カメラは、時に傍聴人の位置から、時に裁判官の位置からと
時々目線を変えながら、観る側が、まるで法廷にいるかのように、写す位置を変えていきます。
だから、目が離せない。聞き漏らせない。
ドキドキもハラハラも無いけれど、どんどん惹き付けられてしまうのです。
とにかく、面白いです。