クックパッドで研究しているそうだ

昨日は、さっちゃんを連れて実家へ行って来ました。

偏屈で我儘で乱暴な彼女が、さっちゃんに対してはどうなのかなと思ったのですが
なんと、さっちゃんの顔を見るなり、にっこり。

すると、さっちゃんがおばあちゃんに向かって
「ばあちゃん、たいちょうどうですか？」
「しんぱいしてますよ」
と、突然大人みたいなことを言ったので（いや、実際には大人なのですが）
おじいちゃんと私は、思わず目を丸くして顔を見合わせてしまいました。

なんの仕込みもしていないのに、一体どうしたのでしょうか。
そして、そんなさとみににこにこと微笑みかけるおばあちゃんも、いつもとは別人。

魔法？これ、もしかして魔法！？

その後は、いつもとは別人のおばあちゃん（母）の、中途半端に伸びてしまった髪を切り、お風呂に入れて
おじいちゃん（父）が「さとみのために」と張り切って作ったスパゲティナポリタンを
みんなで口の周りをオレンジ色に染めながら、美味しくいただきました。

80過ぎの父に食事を作らせるなんてと、そんな風に思う方もいるかもしれませんが
いやいやいや、出来るんだからやってもらいましょうよ。
出来ることを止めてしまっては、逆に失礼でしょうよ。

っていうか、本当に美味しいし。

父は、意外と家事が好きらしいです。

だから

「今度は何が食べたい？」
と、父に聞かれたので
「納豆巻き！」
と、遠慮なく答えておきました。