吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

気になるけど

2019-02-20 14:43:47 | インポート
車で北18条通りを走っているときに見掛ける、「マルハのカルビ丼」というお店がすごく気になる。

北大の近くなので、ラーメン店やカレーのお店が多い中、やたら目に引っかかっる。

私は、焼肉ならカルビとタン塩さえあれば満足なくらい、カルビが好きなので
ものすごく気になる。

母がこんな状態で、父も少しずつ疲れてきていて、仕事は相変わらず忙しいのに
この旺盛な食欲ってどうなの?と、思いながらも
やっぱり気になる。

そのうち、画像をアップしちゃいそうだ。


さっちゃんが帰ってきた時に置いていったピングーときゅぴたん。

さっちゃんのお人形好きは、ちっちゃい頃のまんまです。


約束したけど

2019-02-19 15:28:47 | 日記
父と二人で、母のお見舞いに行ってきた。

父は毎日、私は週2回。
親不孝な娘だ。


父からのLINEで、先週は声を掛けても無反応なことが多かった母が
今週は、声を掛けると頷いたり、声を出して返事をしてくれるらしい。

父が先にベッドに近付いて
「来たよ」
と、声を掛けると、花はぱっちりと目を開けて、父の顔を見て頷いた。
「今日は、私も来たよ」
私が言うと、母は少し顔を動かして、私の方を見た。
「今日は、爪を切らせてね」
掛け布団の中から母の手を出し、私の手の上に乗せると
それは、とても薄くて白くてすべすべした、小さな手だった。

生きていれば、毎日爪は伸びる。

ぱちん、ぱちん。
ぱしん、ぱちん。

「終わりましたよ」
母の顔を見ると、母は私に向かって頷いた。

「今日は、先週より暖かいよ」

レースのカーテンを少し開けて外の景色を見せながら
「もう少し暖かくなったら、外に何か食べに行こうね」
と、私が言うと、母はもう一度頷いた。
「お寿司がいい?ラーメンがいい?」

どしらも母の好きな食べ物だ。

「ラーメン」

まるで、溜め息のような小さな声で、母が答えた。

「そうだね、やっぱりラーメンだよね
 じゃあ、暖かくなったら、お母さんとお父さんと、さとみと私で
 4人でラーメンを食べに行こうね」

母は、頷いた。

いま、母の頭の中に、どんな場面が思い描かれているのか。
楽しくて、美味しそうならいいな。

帰り道、父が車の後部座席で呟いた。
「ラーメンを食べられるくらい、元気になれたらいいんだけどな」

お父さん、それは・・・。

「そうだね」
そう答えるしかない。


実家には、母が介護サービスで借りていた、ベッドも車椅子も、もうない。
父が、父の判断で、引き取りに来てもらったからだ。

「ラーメンを食べられるくらい、元気になれたらいいんだけどな」

母と父が思い描いたのは、多分、似たような場面だと思う。

眠かったけど

2019-02-18 18:20:20 | インポート
8:30で夜勤が明けて、10:00からの会議に出て、ヨガのレッスン13:30と15:30の2本を受けてきた。

気だるいような、スッキリしたような。

昨日は、旦那さまに、うなぎ料理の専門店でうな重をご馳走になりました。

ふっくらジューシー、とても柔らかくて口の中でほろりと崩れていく食感が最高でした。
タレは予想していたよりも薄味。
それがうなぎの味を引き立てて、おかわり出来そうなくらい美味しかった。

流石にしないけど。おかわり。


美味しそうだったけど

2019-02-16 18:39:45 | 日記
今日は夜勤明けに、髪を染めに行ってきました。
髪を染めるといっても、もちろん白髪染め。
年齢的に当たり前のことなんだけど、ここ数年、かなり白髪が増えました。
特に、去年辺りから激しく増えたような。
夜勤の睡眠不足と関係があるのかな。

カラーリングの最中、手元にあった本を手に取って
(食べ物の情報雑誌やレシピ本って、絵本の様に楽しくてわくわくします!)
それはそれは美味しそうな、お野菜を使った簡単な「一品」や
納豆を使った簡単ヘルシー料理なんかが出ていて
ああ、これはさっちゃんが好きそうだなとか、これを今度作ってみようとか
そんなことを考えながら眺めているうちに
いつの間にか、母が好きそうな、母が食べやすい料理を探している自分に気付き
もう私が作ったご飯を食べることなんかないのにって、少し切なくなってしまった。

今年のお節は、おそらく母の最期のお節になるだろうと
あれこれ工夫して作ったっけ。
一番最後に食べてもらったのは、大根と鶏肉の煮物。
里芋と豚バラの味噌煮と、つま芋が入ったお粥は食べないまま入院してしまった。

あんなに食べることが好きな人だったのに。

父は、いま独りで、自分のためにご飯を炊いて、お味噌汁を作って、食べている。

多分、私が心配しないように、ちゃんと食べている。

「お母さんに申し訳ない気がする」

この間、悲しくなるような馬鹿なことを呟いたので
「どうせもう分からないんだから」
なんて、毒舌でツッコんでみたけど
お父さんのその気持ちが誰よりも分かるのは、私なんだよね。

カラーリングは無事終了。

「今度いつ来れるか分からないから」、次の予約はしないでおきました。



予想していたけど

2019-02-12 18:50:54 | 日記
母の主治医から話があるというので、父と母の入院先の病院へ行ってきました。

母の状態は、あまり良くないらしい。

「その時」、父が受ける衝撃を、出来るだけ軽くするために
残酷な娘は、去年の秋から「あと数か月かな」と、父に伝えていた。
何度も言われていたことなので、父も覚悟はしていたというけれど
やはり、主治医に言われるた時、父は黙って眼を閉じた。

覚悟。

夫婦、親子、家族。
当たり前の存在が、消えてしまう覚悟。

私が冷静なのは、父のため。