1,自分をみつめのばして 中学生
(4)真理・真実・理想をもとめ人生を切り拓く P32
非常にあいまいな抽象的概念の羅列、意味が不明のため、
最後の設問から逆順に考えます。
あなたの夢や理想を実現するために
今、どうすることが大切なんだろう
「志を立てるのに遅すぎるということは決してない」
こう言ったのはイギリスの政治家スタンリー/ボールドウィン。
確かに、伊能忠敬が志を立て、測量を始めたのは50歳を過ぎてから。
当時なら隠居してしまう年齢でした。
さあ、私たちも 自分の夢や理想について考えてみよう。
私たちは、まだ中学生、
もし、理想と現実に隔たりを感じたとしても、
それは無理だと、最初から諦める
「夢をもちたいと」という願い
中学生のころは、あれもやりたい、これもしてみたいと、自分自身の
たくさんの未来像がありました。ところが高校生になってみると、ど
れも実現が難しいものだという気持ちがしだいに強くなってきました。
この先どのような目標を立て、どのように生きていけばよいのか・・。
進路の問題でも、はっきりした夢や目標がない状態では、なかなか結
論を出すことができず、自分の将来に、あせってしまうばかりです。
夢は心の酸素だと思います。夢のない毎日はつまらなくて、とても
長く、そして息苦しい。酸素なしではきっと生きていけないのでしょ
う。夢をもってがんばる友達の目が輝いているようで、とてもまぶし
く感じます。(高校生の投書より)
よって、理想とは将来の望ましい姿、未来像とします
人べんに夢と書いて儚い(はかない)になりますが、夢は現実の前に
壊れてしまう。夢があったときは楽しかった。自分の将来像がなけれ
ば、将来設計が立てられずにあせってしまう。夢をもちたい。
コラムには湯川秀樹の逸話から、真理や真実を探求する者にとって
最も大切なことは、(現実は決して真実の全部ではない。)から、現実
の背後ににある広大な真実の世界を探し続けた。と真理、真実の概念
を導入している。
「現実は決して真実の全部ではない。ここに理論物理学の、否あらゆ
る科学の出発点がありまた目標がある。われわれは夢の世界に満足し
ない。しかし夢のない世界にはなおさら耐えがたい。」
『湯川秀樹著作集 1 学問について』(岩波書店)
湯川氏の”知”知らないことを知りたい、真実を少しでも知りたい。
と言う欲求や夢が”真理・真実”の説明にはなっていない。
心のノート 自分の人生は自分の手で切り拓こうでは
夢や理想をもち
それに向かって一歩一歩進んでいく姿は
たのもしい
でも、現実にはなかなか思い通りにいかないものです。
理想の実現に向け、自分の人生を切り拓くために何が必要
なのでしょうか。
で結んでいる。これなら理解できる。新しい道徳の作者は真理、真実
を求める観念、何か解らない観念、心情が人生を切り拓く原動力。と言
っている。宗教に凝り固まった人が”真理”を人に押しつけるに似てい
る。それは、論理の飛躍である。どうしても”真理”と結びつけたいな
らば宗教のページを設けて”真理”を語るべきである。
真理、真実の概念をゴリ押しする独断主義であって、知を探求する科
学的な欲求とは真逆の姿勢である。
(4)真理・真実・理想をもとめ人生を切り拓く P32
非常にあいまいな抽象的概念の羅列、意味が不明のため、
最後の設問から逆順に考えます。
あなたの夢や理想を実現するために
今、どうすることが大切なんだろう
「志を立てるのに遅すぎるということは決してない」
こう言ったのはイギリスの政治家スタンリー/ボールドウィン。
確かに、伊能忠敬が志を立て、測量を始めたのは50歳を過ぎてから。
当時なら隠居してしまう年齢でした。
さあ、私たちも 自分の夢や理想について考えてみよう。
私たちは、まだ中学生、
もし、理想と現実に隔たりを感じたとしても、
それは無理だと、最初から諦める
「夢をもちたいと」という願い
中学生のころは、あれもやりたい、これもしてみたいと、自分自身の
たくさんの未来像がありました。ところが高校生になってみると、ど
れも実現が難しいものだという気持ちがしだいに強くなってきました。
この先どのような目標を立て、どのように生きていけばよいのか・・。
進路の問題でも、はっきりした夢や目標がない状態では、なかなか結
論を出すことができず、自分の将来に、あせってしまうばかりです。
夢は心の酸素だと思います。夢のない毎日はつまらなくて、とても
長く、そして息苦しい。酸素なしではきっと生きていけないのでしょ
う。夢をもってがんばる友達の目が輝いているようで、とてもまぶし
く感じます。(高校生の投書より)
よって、理想とは将来の望ましい姿、未来像とします
人べんに夢と書いて儚い(はかない)になりますが、夢は現実の前に
壊れてしまう。夢があったときは楽しかった。自分の将来像がなけれ
ば、将来設計が立てられずにあせってしまう。夢をもちたい。
コラムには湯川秀樹の逸話から、真理や真実を探求する者にとって
最も大切なことは、(現実は決して真実の全部ではない。)から、現実
の背後ににある広大な真実の世界を探し続けた。と真理、真実の概念
を導入している。
「現実は決して真実の全部ではない。ここに理論物理学の、否あらゆ
る科学の出発点がありまた目標がある。われわれは夢の世界に満足し
ない。しかし夢のない世界にはなおさら耐えがたい。」
『湯川秀樹著作集 1 学問について』(岩波書店)
湯川氏の”知”知らないことを知りたい、真実を少しでも知りたい。
と言う欲求や夢が”真理・真実”の説明にはなっていない。
心のノート 自分の人生は自分の手で切り拓こうでは
夢や理想をもち
それに向かって一歩一歩進んでいく姿は
たのもしい
でも、現実にはなかなか思い通りにいかないものです。
理想の実現に向け、自分の人生を切り拓くために何が必要
なのでしょうか。
で結んでいる。これなら理解できる。新しい道徳の作者は真理、真実
を求める観念、何か解らない観念、心情が人生を切り拓く原動力。と言
っている。宗教に凝り固まった人が”真理”を人に押しつけるに似てい
る。それは、論理の飛躍である。どうしても”真理”と結びつけたいな
らば宗教のページを設けて”真理”を語るべきである。
真理、真実の概念をゴリ押しする独断主義であって、知を探求する科
学的な欲求とは真逆の姿勢である。