愛と自由に満ちた幸福な生活は公平であるべし、人権・平等・平和が生きる人の権利

原理  自由・愛・公平
原則 人権・平等・平和
命をつなぎ、知識を伝へ発展した文化・科学
人々の想いを伝承

生命の教え  The Religion of Life 1、目的・教理・設立趣意

2023年05月17日 | 生命の宗教
・生命の教え 目的 
 人の幸福とは自由と愛に生きる生活です。その為には人権・平等・平和が確保された世界の実現です。
 その為には空想と古い因習に囚われた思想・宗教からの解放、リベラルアーツの学習と人を愛する摂理・ラビングアーツの学習練習が必要になります。この2つによって、人権意識の確立・平等であることの重要性・平和の必然性を学び、自由と愛の調和、自由と愛に満ちあふれた生活の実現を目指します。

・生命の教え 信念・教理
生命科学の発展、知見により生命体の世代交代、牡牝・雌雄分化が生命体の変化に対応する力を向上させ、数十億年の生命を継続してきた歴史が明になりました。この事実を個々の生命、個人で表現すれば
 私が在る限りあなたはあり、貴方が在るかぎり私はある。
 As far I'm alive ,you're here. As far you're alive,I'm there.
として生命の実相を表現する摂理です。過去の先人や離別した人は自己が生きている限り、私の人格の一部として存在し、将来、私が死んだ時は貴方の人格の一部として存在する
これを信念として信じます。
 金閣寺の棟頂部にある鳳凰、鳳は雄,凰は雌です。中国から伝わった吉兆瑞兆の鳥として想像の産物ですが、三島由紀夫は「金閣寺」の中で鳳凰は羽を広げているだけで永遠に、時間の中を飛んでいる。としました。深く愛しあった二人は不二の鳳凰に変身して時空を永遠に旅する象徴です。伝説の誕生です、よって金閣寺には一羽しかありません。

・生命の教え 設立趣意
未だに世界が戦争と飢餓、差別偏見に苦しみ、経済格差、貧困は拡大しています。歴史の経緯が有るとは言え、良い方向に向かうどころか悪化の方向に向かっているのが現状です。軍縮に向かえば浮くお金が軍拡によって苦しむのが各国の現実です。日本や世界の指導者は人権・平等・平和の重要性をどこまで理解しているのでしょか?自由と愛を理解しているのでしょうか?
対立の大きな原因に現代科学の知見からの乖離した思想宗教の後進性にあると考えます。宗教の目的は現在を生きる人の不安を除いて幸せな生活を送る教えです。この共通認識に立てば相互理解が可能です。死後の世界は不要となり、現世次世代に責任があると考えます。一神教、多神教で有っても問題はありません。しかし、信者にサタンや地獄を強調し信者を不安に落とし入れる団体はノーです。宗教の目的から離脱した団体であるからです。

 生物としての一番の心配不幸は愛する人との別離と自分の死です。太古より天変地異や病疫で多くの人が急逝しました。不安や心配の解消のため絶対的な力で支配する神仏に頼り祈祷することに救いを求めました。しかし、現在ではITだけで無く、科学全般、特に近年は生命科学の医療や生理学が加速度的に発達し、生命史と共に人類史上無かった科学知識があります。
 生命の摂理である As far I'm alive ,you're here. As far you're alive,I'm there. を信じ、愛する人との一体感(不二の鳳凰)を実感すれば死の恐怖や離別の悲しみを克服することが可能です。知識だけで無く、人を愛する経験を重ねることに尽きます。
 生命の起源の知見は空想や神話の世界から離脱することを可能にしました。逆に言えば、現実と思考、思想との乖離を意味します。これも歴史上無かった現実です。日本に稲作が伝わり、或いは新しい仏教文化が日本に伝来し、思想や宗教は激変しました。同じように現代も思想や宗教が激変する過渡期であると言えます。
 単細胞生物の誕生から有性生物、人類の誕生にいたる劇的な変化は科学者でも神秘であり神のなせるワザと考える人もいます。しかし人類の数千年・数万年の変化の歴史から見れば、20数億万年の変化は。有史2千年を1単位とすれば百億倍の時間経過であり、驚くには当たらないとも言えます。
 戦後、民主主義、経済成長によって社会は激変しました。宗教界にも多大の変化をもたらしました。江戸時代の檀家制度で固定化された仏教界は葬式仏教化の収入に依存し、一方で新宗教も多く誕生しましました。危険な兆候は宗教の目的から離脱した団体だけではありません。自団体の優位性をことさら説き、信者の優越感を増大させ、差別意識を増長することです。我が宗教こそが幸福実現であり、平和の実現であると。一心になることで、おのが自由が他者の自由(人権)を侵害している事を喪失させます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする